国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展「植物×匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと」が7月29日(火)~9月28日(日)の会期で国立科学博物館にて開催中。
本展では日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解いている。さらに、これらが循環する社会のなかでどのような役割を果たしてきたか、その知恵と工夫を紹介する。
本展示会を監修した国立科学博物館・國府方吾郎氏(左)、竹中大工道具館・崔 ゴウン氏
建築に使用される植物標本と、その植物を使用した建築物の模型が展示されている。また、加工に使用する大工道具も併せて展示している。
「萱」に使用される植物
木材展示コーナーでは鉋掛けされた杉や檜などの削り出しの香りをかぐことが出来る。
継ぎ手コーナーには謎の継ぎ手と言われた大阪城大手門継ぎ手のレプリカ模型などが展示され、実際に手に取って見ることが出来る。
茅葺屋根や杮葺の模型は触ることも出来、実際の屋根の質感を感じることが出来る。
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