株式会社日建設計は、社会課題解決に向けた活動を行うプラットフォーム「PYNT」活動を行っている。これまで日建設計東京ビル「PYNT東京」(飯田橋)にて活動を行っていたが、新たに竹橋オフィス「PYNT竹橋」(パレスサイドビル内)を開設した。
「PYNT東京」を入口(人同士の出会い、コミュニティ化)として、「PYNT竹橋」は生まれたアイデアを社会実装へと導く出口(事業化、実践の場)として機能する。今年新たに実施したプログラム「FUTURE LENS」は、地域で活動する社会起業家3社に建築都市の専門家である日建設計社員が共に社会環境デザインを推進する。
PYNT竹橋はパレスサイドビル5階に開設。ロビーは皇居側から首都高速側までつながっている。通常はテナント区画で閉鎖されているので、両サイドがつながったのはパレスサイドビル初とのこと。
PYNT竹橋はインクルーシブデザインを採用。床材やテーブルは車いすの方が使いやすい材料や工法が取り入れられている。
車いすの利用者が使いやすいように机の脚を奥に配置
車いすの高さに合わせたカウンター
休憩室になる会議室
PYNT竹橋は以前は毎日新聞役員室とのことで、天井に使用されていた部材をカウンターに再使用されている。
託児室になる会議室やラジオブース、100人収容可能なワークショップスペースなど、PYNT竹橋では様々な人々と共創活動できるスペースになっている。
託児室になる会議室
ラジオブース
ワークショップスペース
日建設計では、全国各地にPYNTを設立、ネットワーク化することで日本全体の社会課題解決を推進する社会インフラとなることを目指す。
日建設計 共創プラットフォーム「PINT」:https://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html
株式会社日建設計:https://www.nikken.jp/ja/index.html











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