2016年7月7日木曜日

早稲田大学「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話」展

早稲田大学會津八一記念博物館にて開催中の「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話」展へ。
昨年の没後50年「写真家としてのル・コルジュジエ」展に続き、20世紀モダニズム建築を代表する偉大なアーキテクトの業績を顕彰する展覧会。
早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会は、2013年度より〈ロンシャンの礼拝堂とその建築群〉の継続的調査を行なっている。今回は、研究会による代表作《ロンシャンの礼拝堂》完成後初の実測調査の記録を中心に、ル・コルジュジエ愛弟子の一人で早稲田大学建築学科教授だった吉阪隆正の仕事も併せて展示。《ロンシャンの礼拝堂》〈ノートルダム・デュ・オー礼拝堂〉に残されている、現場でル・コルビュジエが実際に使用した貴重な青図がみどころ。
1F企画展示室
青図は、会場内に設置されているiPadにも保存してあり、自由に拡大してみたりすることもできる。
2F常設展示室内 東側
ル・コルビュジエのアトリエで吉阪自身が担当して描いた図面と日記帳などを展示。
7/2(土)は、プレス向けの発表及びシンポジウムⅠ「ロンシャンの丘の実測調査 + ル・コルビュジエと吉阪隆正」も開催され、多くの人が来場した。(写真下:左より、古谷誠章氏、塚原史氏、白石哲雄氏)
展覧会は8/7(日)まで。会期中の7/16(土)には現場の様子に詳しいジャン-フランソワ・マテ氏をロンシャンより招きシンポジウムⅡ「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話」も開催。

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