2024年2月20日火曜日

SALHAUS「WHARF六本木」内覧会

 港区六本木にてSALHAUSが手掛けたWHARF 六本木内覧会が2月17日に行われた。再開発されたタワーマンションと飲み屋街の間の4棟の雑居ビルがあった敷地を一つの建物に建て替えた。

フランス坂に接するWHARF六本木は高台の飲み屋街とタワーマンションの間に建つゲートの様にも見える。

正面から見て印象的な階段は二つの世界、昭和と令和を繋ぐ階段となっている。階段は解放され、2つの世界の往来が可能になる。

中央階段は5階まで続いており、人の流れを生み出す。


厳しい高さ制限を天空率計算を用い要求床面積を確保。ボリュームを斜めに切り落とすことで小さな集合体としてデザインが完成された。

5階から3階までは事務所として、2階から地下1階はショップとして使用される。

斜めに切り落とされた場所には天窓を配置。都心とは思えない明るい陽射しを室内に与えてくれる。

波板をコンクリート型枠に使用した1階外壁は角の合わせに苦労したとのこと。




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