2026年3月4日水曜日

【グラフィック社】本邦初公開の貴重図面多数収録『手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ』発行

グラフィック社が2026年3月に書籍『手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ』を発売する。建築を学ぶ学生や若い設計者へ向け、本邦初公開となる貴重な図面を多数収録する内容となり、これから建築を志す読者に向けた書き下ろしを大きな柱とし、検討スケッチから詳細図、卒業設計まで、手塚貴晴と手塚由比が手がけた資料を惜しみなく公開することで設計技術だけでなく、建築との向き合い方や社会との関わり方について、自身の経験に基づく言葉でつづっている。
<目次>
はしがき 僕らは建築家になったかもしれない
建築のすすめ 手塚貴晴
建築家になろう 建築を学ぶ学生たちへ
世界と人間の絆をもう一度
広瀬鎌二 神のような教授1
広瀬鎌二 神のような教授2
学生の設計は嘘
立派な嘘をついてほしい
手塚貴晴の卒業設計
ほどほど 鎌倉山の家
建築家を志したきっかけ  手塚由比
建築家を志したきっかけ
実家のこと
小学生時代
中学~高校時代
大学時代 
手塚由比の卒業設計
ロンドンでの生活
「喫茶ロン」のこと
母のこと
建築を学ぶ若者たちへ   手塚貴晴
(構造の覚書)
嫌われ者の構造力学
構造はデザイン
なぜフェイクの構造はいけないのか?
姿と構造
鉄骨
梁のプロポーション
(木造の覚書)
木は命
木造
装飾か構造か
斗供
木と想い出 あさひ幼稚園
扇垂木 光恩寺・とみおかこどもえん
自由にしかし合理的に  箱根彫刻の森 ネットの森
過去と未来 富岡商工会議所会館
やわらかい木造  新島学園短期大学講堂-新島の森
(音響の覚書)
JSバッハ
新島学園短期大学講堂-新島の森
番町教会
THE MOMENT JAZZ CLUB
むく保育園
(環境の覚書) 
怪しいサスティナブル建築
風情の環境工学
(都市の覚書)
不便な都市
綺麗な都市と面白い都市 渋谷フクラス
(詳細図の覚書)
神はいまでもディテールに宿っているのか?
(旅の覚書)
名建築はシンプル
旅とスケッチ
詳細図
副島病院
屋根の家
越後松之山「森の学校」キョロロ
ふじようちえん
聖鳩幼稚園/茅ヶ崎シオンキリスト教会
渋谷フクラス
PLAY!
あさひ幼稚園
新島学園短期大学講堂-新島の森
風姿
希望のまち
旅とスケッチ
トルコ/エジプト/イタリア/フランス/イギリス/スイス/スペイン/インド/アメリカ
あとがきの代えて1. アトリエのすすめ
あとがきの代えて2. Princeton




手塚貴晴+手塚由比 建築のすすめ
著者:手塚貴晴+手塚由比
発売日:2026年3月
仕様:A5判 糸かがり並製 両観音1セット 総256頁
定価:1,870円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-4071-2



グラフィック社
https://www.graphicsha.co.jp/


2026年3月3日火曜日

【 日本女子大学】百年館高層棟エントランスをリニューアル _デザインアイデアコンペ受賞作を実装 妹島和世氏が学生を直接指導

日本女子大学は、2026年2月16日(月)、目白キャンパス内にある百年館高層棟エントランスをリニューアルし、同日お披露目会を開催した。本リニューアルは、2024年度に開設された建築デザイン学部の記念事業の一環として進められたものであり、建築デザイン学部の妹島和世特別招聘教授を審査委員長として開催された「百年館高層棟エントランス デザインアイデアコンペティション」(2025年2月15日実施)に応募された全11作品のうち、最優秀作「潮流の場~滞留と対流~」のデザインを採用した。

受賞した学生2名は、妹島氏に加え、アドバイザーとしてコンペに参画し、実際の家具制作にも携わった卒業生の山口木材工芸株式会社とともに、約1年をかけて試作・検討を重ねながら、提案内容の具体化を行ってきた。百年館高層棟には大学の大半の事務部署や6つの学科の研究室が集まっており、このエントランスは本学の正面玄関に相当する重要な場所となる。
「潮流の場~滞留と対流~」設計内容
「潮流の場」とは、留まる人の滞在=滞留と、動く人の流れ=対流が交錯することで生まれる、常に変化し続ける空間を指す。水が岩にぶつかり渦や淀みをつくるように、このエントランスも利用者の動きに応じて表情を変えていく。滞留と対流がやわらかく共存することで、偶発的な出会いや交流を促し、新しい関係性が生まれる場となることを意図している。
「座る」「立つ」の2種の滞在行為を成立させるため、1人掛けベンチ、複数人掛けベンチ、ハイテーブルの3種類の家具をデザイン。合計13点をエントランスに点在させ、人の動きと活動を受け入れる空間構成をつくり上げた。

● 1人掛けベンチ
待合や作業など多様な用途を受け入れる家具。一般的な1人掛け椅子よりも広く、書物を広げる、荷物を置くなど様々な行動に対応する。2種類のベンチには水をイメージしたブルーの座面を使用。
● 複数人掛けベンチ
長期滞在を促すデザイン。「くの字」に曲げた平面により、
内側:複数人が賑やかに集う場
外側:一人で静かに過ごす場
を同時に成立させる。
● ハイテーブル
立ったままの作業やミーティングを可能にし、新たなラーニング・コモンズとして機能する。立位の自然な肘掛け高さである1000mmに設定。

■ 受賞学生コメント
● 苅部珠子さん(家政学部住居学科4年)
「意匠としての希望と、強度など実務的に求められる要件をすり合わせていく経験はこれまでになく、とても興味深く、また大きな学びとなりました。今回の貴重な経験を通して、自分が社会に出て建築に携わっていく姿を、より具体的に思い描けるようになったと感じています。」
● 武富零央さん(家政学部住居学科4年)
「今回、私たちの提案が当初のイメージにできる限り近い形で実現できたことを、大変うれしく思っています。提案を実物化できた機会は得難く、強度や納まりなど技術的な面では山口様をはじめ多くの方々に支えていただきました。心より感謝するとともに、大きな学びを得ました。今後、この場が使われ方の中で育っていくことを期待しています。」
※「建築デザイン学部」は「家政学部住居学科」を前身として2024年4月に開設。

■ 妹島和世 特別招聘教授コメント
「完成した家具の置かれたエントランス空間を目にして、『滞留』と『対流』という考え方がこの場所にふさわしいものだと、改めて実感しました。それぞれの家具はいろんな使い方に合わせて移動がしやすいため、並べ方によってエントランス空間が大きく変わります。『この場所にどのような空間をつくっていくのか』を学生たち自身が感じ、考えられる家具になっているのではないでしょうか。これからどのように使われていくのか、とても楽しみです。設計したお二人には、今後もものづくりに励んでいってほしいと思います。」

コンペレポート
https://www3.jwu.ac.jp/fc/public/architecture_and_design_special/05/index.html




2026年3月2日月曜日

【緑演舎】体験型ショールーム「res. base」オープン

グリーンプロデュースを専門とする緑演舎が手がける世界観を体感できるショールーム「res. base」が、武蔵小山にオープンした。約13年にわたり親しまれたグリーンショップTRANSHIP跡地に、フレンチレストランEmeを併設する形で新たな拠点として開設される。
「res. base」では、ネイチャーアクアリウムやパルダリウムをはじめ、水や霧を取り入れた多彩な水景演出を展示。また、全国各地から選りすぐった天然石を用いたオリジナルプロダクト、壁面や天井に特殊造形を施したグリーン演出など、緑演舎が培ってきたinterior landscaping & naturscape designの表現を間近で体験できる空間が広がる。




営業時間:月〜金曜 11:00〜18:00
※事前予約制(電話または問い合わせフォームより受付)
開放日:毎週水曜(祝日を除く)
※営業時間内は自由見学が可能
定休日:土日祝日
住所:〒142-0062 東京都品川区小山3-11-2-1F
電話:03-6421-6055
URL:https://www.ryokuensha.jp/showroom

※見学は予約制



社緑演舎(Ryokuensha Inc.)
https://www.ryokuensha.jp/