2012年12月20日木曜日

第20回 日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー授賞式

日本全国のログハウスの中から毎年優れた作品を選出するコンペ『日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー』(主催:株式会社地球丸発行 ログハウス専門誌『夢の丸太小屋に暮らす』)の授賞式が12/7に開催された。
今回は震災直後に竣工した物件が募集の対象だったため例年より多少応募数は減ったものの、震災があったからこそ生まれた耐震性の強いログハウスなど、今年もいろいろなタイプのログハウスの応募があったという。
選考委員
選考委員長 稲本 正(オークヴィレッジ代表)       
                  坂本 功(東京大学名誉教授)      
                  中谷 正人(建築ジャーナリスト、千葉大学客員教授)      
                  清水 国昭(タレント)      
                  吉田 良宏(日本木材青壮年団体連合会2011年度会長)
最優秀賞は、ログハウスを東日本大震災の仮設住宅として活用した「ログハウス集落」が受賞。福島県内3ヶ所につくられた「ログハウス集落」は限られた予算や後期の中で、豊かな暮らしとコミュニティが形成されるように考慮して設計。“ログハウスを仮設住宅として活用する”というコンセプトが評価され受賞に至った。本年度の受賞作は下記のとおり。

【最優秀賞】
「ログハウス集落」
応募=日本ログハウス協会東北支部、はりゅうウッドスタジオ、日本大学工学部浦部智義研究室、東北大学工学研究科五十嵐太郎研究室

【優秀賞】
「スタイリッシュ・シーサイドリゾート」
応募=㈱TALOインターナショナル、㈱アーキテック

【日本木材青壮年団体連合会 会長賞】
「古民家ログのボランティア支援センター」
応募=㈱ビックボックス

【「夢の丸太小屋に暮らす」読者賞】
「緑と風薫る風景」
応募=㈱ホンカ・ジャパン

【住宅・別荘部門 ハンドカット優秀賞】
「アッと驚くログハウス」
応募=アイビーログ工房

【住宅・別荘部門 マシンカット優秀賞】
「快適頑丈「木箱」」
応募=㈱TALOインターナショナル

【住宅・別荘部門 ポスト&ビーム優秀賞】
「THIS IS MY STYLE」
応募=ANA-LOG

【ノンセクション部門 優秀賞】
「横通り公民館“いこいの場所”」
応募=ログ工房 EL CAMPO

【コンテンポラリーデザイン賞】
「モダンな空間に憩う高原の住まい」
応募=㈱ゲストハウス ランタサルミ事業部

【ホスピタリティ賞】
「日々集うログハウスの介護福祉施設」
応募=㈱ビックボックス

「北アルプスを背景に映える花村医院」
応募=㈱ホンカ・ジャパン

主催:株式会社地球丸 発行『夢の丸太小屋に暮らす』

2012年12月5日水曜日

「JCDデザインアワード2012」贈賞式・「KU/KAN賞2012」

商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的に、社団法人日本商環境設計家協会(JCD)が主催する「JCDデザインアワード」の贈賞式が六本木にて行われた。(6/23に開催された公開審査を経てすでに結果発表は行われている。11/10には受賞記念講演会「JCDデザインメッセージ」が開催された。結果はこちら→ http://www.kenchiku.co.jp/news/detail.php?id=511
贈賞式では、JCD理事長であり審査員でもある飯島直樹氏より各賞受賞者の作品に対しコメントを交えながら賞状・トロフィー(デザイン:文田昭仁氏+小泉誠氏)が渡された。
また同日、空間デザイン領域の4団体(DSA・JCD・SDANDF)が共同で事業推進するKU/KAN賞の発表も行われた。今年はファッションデザイナーである川久保玲氏のコムデギャルソンの空間デザインが評価され受賞が決定した。

2012年11月20日火曜日

「シェルターインターナショナル学生設計競技2012」(第14回) 公開プレゼンテーション、最終審査開催

「シェルターインターナショナル学生設計競技2012」の公開プレゼンテーションと最終審査が、11月17日(土)にヒルサイドプラザ(代官山ヒルサイドテラス内:東京)で開催された。
1999年に東北地区限定の学生コンペとして始まった当コンペも国際コンペとなり4回目を迎え、日本国内から252作品、海外からは226作品の合わせて478作品の応募となった。
 一次・二次審査は10月13日(土)に(株)シェルター本社(山形市)で行われ、最終審査に臨む5組(国内3、海外2)が選出された。
課題は「巨樹モデル」、今回の出題者であり審査委員長でもある平田晃久氏をはじめトム・ヘネガン氏、中田千彦氏、古谷誠章氏、元倉眞琴氏を前に公開プレゼンテーション、質疑応答と進められた。
中国からの参加者がビザの関係で来日できず、ビデオによるプレゼンテーションとスカイプを使っての質疑応答となった。
そんな中、東京理科大学のチームが“最優秀賞”を勝ち取り、中国からの参加者が不利な状況にもかかわらず“優秀賞”となった。

最終結果は以下のとおり。
【最優秀賞】 
「地または家」:土屋秀正、田澤考祐、仲俣直紀、佐藤聖、塚本慎一朗 (東京理科大学大学院)
【優 秀 賞】 
「Furniture Donation Club」:Li Siqi (Tianjin University/中国)         
【入賞】 
「連鎖の家」 :冨永美保(横浜国立大学大学院)
「ROOTED」:Matthew Larsen Nickells、Taylor Ragasa Ferguson
 (The University of Colorado at Boulder/USA)
 「symbiotic houses」:村田真悟(京都大学大学院)、元木智也(京都工芸繊維大学)
なお、最終審査へは進めなかったが、二次審査終了時に“奨励賞”2作品が決定している。
【奨励賞】 ・佐藤晋平(芝浦工業大学)
       ・Elizabeth Bigler(The University of Texas at Arlihgton/usa)

 詳しくは、http://www.shelter-inc.net/compe/               

2012年11月2日金曜日

次世代のクリエイター育成を目指す「LEXUS DESIGN AWARD」を設立


LEXUSは全世界の次世代をになうクリエイターを対象にした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD」を設立した。
「LEXUS DESIGN AWARD」はデザインに関わる若手育成を通じ目的で設立され、コンペティションではあらゆる分野で世界を豊かにするデザインを募集する。
「LEXUS DESIGN AWARD」では入賞作品の内、2作品を対象としたメンターと呼ばれる世界を代表するクリエイターのアドバイスを通じて、2013年2~3月の間にプロトタイプを制作。2013年4月に開催されるミラノデザインウィークLEXUS会場において、2点のプロトタイプ作品ならびに8点の入賞作品のパネルを展示する。


今回、審査員として伊東豊雄氏、メンターとして石上純也氏が参加する。
伊東氏は「震災後、色々なことを感じており、311以降、デザインってなんだったんだろうと根源的な立場に戻って考えなおす機会。非常にタイムリーな時期にこのアワードが出来て良かった。
単にいいデザインかどうかという問題を超えて、我々のライフスタイルがどう変わるのか。それに対しデザインがどう貢献出来るのか?といった非常に幅広い、車や建築など、様々な分野で考えられる共通の問題である」と述べた。


第1回のテーマは「Motion」。
応募期間は12月31日まで
関連情報はこちら

2012年11月1日木曜日

「Tokyo Midtown Award 2012」授賞式

東京ミッドタウンにて「Tokyo Midtown Award 2012」の授賞式が10/26に行われた。このコンペは<アートコンペ>と<デザインコンペ>の2部門があり、東京ミッドタウンが1周年を迎えた2008年より行われており、今年で5回目。今回は2部門総計で1,318点の応募作品の中から<アートコンペ>ではインスタレーション作品の『「中に入れてくれ」、と屋外は言った。』、<デザインコンペ>では『おまもりカイロ』がグランプリに選出された。
受賞トロフィーについても毎年審査員がデザインした個性豊かなトロフィーが贈呈されている。今年は審査員でもある八谷和彦氏がディレクション、デザインは去年の<アートコンペ>優秀賞の米元優曜氏により手がけられた『鳥』をイメージしたトロフィー。
<デザインコンペ>グランプリ 『おまもりカイロ』 市田 啓幸
他、<デザインコンペ>受賞者は下記の通り。
準グランプリ 『とんでいけ ばんそうこう』 太田 耕介、櫻井 一輝、池ヶ谷 貴徳
優秀賞 『桧節』 小髙 浩平
審査員特別賞
小山薫堂賞 『おふくろのだしぶくろ』 小林 明日香、岡本 大祐、簑島 さとみ
佐藤卓賞 『打虫刀』 三田地 博史、小山田 拓司
柴田文江賞 『心安寺石庭』 齊藤 智法、澤田 翔平、稲葉 基大、末廣 豪、中津 祐一
原研哉賞 『月見灯』 川田 敏之、斎藤 大輝
水野学賞 『Handy Soap』 森山 隆史、篠崎 健吾、田島 大成
<アートコンペ>グランプリ 『「中に入れてくれ」、と屋外は言った。』 太田 遼
他、<アートコンペ>受賞者は下記の通り。
準グランプリ 『風景「都市と生きる」』 宮本 宗
入選 『Beautiful midnight』 大村 雪乃
入選 『一戸建てマンション』 角 文平
入選 『To-kyo』 下平 千夏
入選 『昨日は明日とどれだけ違うのだろうか。』 林田 健
入賞作品は11/25まで東京ミッドタウンのプラザB1Fメトロアベニューにて展示。あわせて<デザインコンペ>の過去の受賞作品も展示されている。

2012年10月31日水曜日

南三陸町・あさひ幼稚園オープンハウス

東日本大震災で津波による塩害によって立ち枯れてしまった大雄寺参道の杉。この杉を使用し、被災したあさひ幼稚園再建を手塚建築研究所が行った。
再建されたあさひ幼稚園は、避難所として使用されたベイサイドアリーナ向かいの高台に建設された。
高台に建つ保育園は、下から見上げると寺院の様に見える。
建物外周は回廊で囲まれている。いつもは園児が走り回っているとの事。床材にも参道の杉が使用されている。
参道の杉が屋根を支える。
ベランダ手摺
ベランダからベイサイドアリーナを見る。
保育室
職員室
空調機器は床下に収納。
あさひ幼稚園は、日本ユニセフ協会の支援のもとに建設された。

2012年10月22日月曜日

中川政七商店旧社屋増築オープンハウス

2年前に中川政七商店新社屋を設計した吉村靖孝氏が、中川政七商店旧社屋前面に幅20000mm奥行2000mmの増築棟を建設した。
ファサードは2年前に竣工した新社屋と同じサッシュで統一感が保たれている。
旧社屋と増築棟は構造的に接続せず、それぞれ独立している。

旧社屋の外壁だった壁には庇の跡を見ることが出来る
増築棟の構造は建物奥の5本の柱で支えるやじろべえ。(補助として窓側に細い柱あり)
トイレ前に増築部分を支える柱を見ることが出来る。 
休憩室。
予算が限られていたので、既存棟は窓枠上端以下の壁と柱を白くし、上部を既存ママ(一部塗装)とした。
室内の色に合わせてカーテンもツートンカラーになっていてインテリアとして楽しめる。
大きな作業テーブルの下は、もともと階段だった床開口部。


什器は壁の色に合わせた特色。色が剥がれやすいので、加工に手間取ったとのこと。