青木茂氏は、“リファイニング建築〈再生建築〉”の提唱者。リファイニング建築については、事務所HP内コンセプト参照。
今回の計画は、本計画は築52年のRC造4階建ての建物を用途の変更、耐震補強、設備更新、内外装を一新によりリファイニングしたプロジェクト。
礼拝堂及び事務所として使用されていた建物が健診センターとして再生された。
リファイニング建築で、医療関係施設を手掛けるのは2つ目。1つ目は福岡にある「医療法人髙野胃腸科」で、医院を使いながら耐震補強とリファイニングを行なった。
▼概要説明する青木茂氏
1階は事務所スペースで、利用者はまずエレベーターで4階の受付に行くことになる。
エレベーターを降りると光の入る明るい待合スペースが出迎える。もともとは閉じていた外壁を解体することで建物の軽量化と外部への開放性を同時解決している。
こうした待合スペースを分散配置させて、密度を下げ、自然換気が行えるプランになっている。
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