株式会社アプリクラフトは、ランドスケープデザイン(景観設計・造園)のためのRhinoceros・Grasshopper専用プラグインLands Designの最新版「Lands Design 6」の発売を開始した。「Lands Design 6」は、2D図面、3Dモデリング、フォトリアリスティックレンダリングなどのBIM/LIM(Landscape Information Modeling)テクノロジーのための機能を豊富に備えている。
「Lands Design 6」では、RhinoとLands Designのインターフェースを統合した新しいアプリケーション「RhinoLands」が登場した。「RhinoLands」はRhinoとLandsDesignの機能のうち、ランドスケープデザインで使用するコマンドや機能に絞ってアクセスしやすいようUIを簡素化したもので、Lands Designのライセンスを購入することで使用が出来、これまで以上に効率的なデザインが可能になる。
主な機能
8000種以上の植栽、植物データベース/地形データのインポート/地形モデルの作成(曲線、点群から作成)/地形モデルの編集(パスや穴、等高線の追加、分割処理)/ハードスケープ(壁、フェンス、階段など)の挿入/灌漑、スプリンクラー/2Dドキュメンテーション作成/ビジュアライゼーション(レンダリング・アニメーションなど)/パラメトリックデザイン/コラボレーション他
製品概要
Landscape Architecture(景観設計)
スケールや分野に依らず、どんなランスケープデザインプロジェクトにも手軽に利用することができ、2Dレイアウト生成、3Dモデリング、リアリティのあるイメージやアニメーションの作成などの設計、デザインプロセスにおける強力なツールとなる。
Green Infrastructure(グリーンインフラ)
自然のエリアは、汚染、水害、過熱などを防止し、建造物の周辺環境を守るためのインフラとして機能し、壁面緑化、屋上緑化(グリーンルーフ)などグリーンの領域を、建築、土木のプロジェクトに追加する機能を提供する。
Forestry(林業)
地形、森林、灌漑用のツールとそれに伴うハードスケープツールは、造林分野の森林のモデリングやデザインプロセスに利用できる。Lands Designの技術により、植物の季節変化や年間成長の視覚化が可能になった。
Urban Planning(都市計画)
都市の植生は、建物の周辺環境の質を向上させる上で重要な役割を果たします。都市計画プロジェクトに不可欠な自然要素として植物導入の際にグリーンを取り入れた公共スペースのデザインなどに役立てることができ、適切な植物を配置や季節ごとのそのエリアの景観の視覚化が可能になった。
CG Artists(CGアーティスト)
CGアーティストのための環境モデルを生成するためにも活用が可能。ゲーム、3Dビジュアライゼーション、デジタルアニメーション映画の開発に使用するような2Dおよび3Dのアセット(素材)を作成できる。
リアルタイムな2Dドキュメンテーションの生成(● 参考動画)
Grasshopperによるパラメトリックデザイン(● 参考動画)
プロジェクトに命を吹き込むアニメーション動画とリアルなイメージ画像(● 参考動画)
アプリクラフト
Lands Design6詳細
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