2025年7月30日水曜日

【HOME-FOR-ALL】「能登のみんなの家」第一号が能登半島の最奥地、狼煙町に竣工

2025年7月、能登における「みんなの家」の第一号として「狼煙のみんなの家」が竣工し、オープニングイベントが開催された。
持続可能な地域づくりに取組む「NPO法人奥能登日置らい」が事業主となり、クライン ダイサム アーキテクツが設計を担当し、多くの企業の支援のもと、地域の文化や未来をみんなで感じ、考えていくことができる新しい建築が誕生した。今後は地域の人々が集う食堂やイベント、伝統行事の会場として活用されることで町の垣根を超えた交流や復興の拠点となることを目指す。

※「能登みんなの家」
令和6年能登半島地震を受け、NPO法人HOME-FOR-ALL(代表:伊東豊雄)は奥能登地域で調査を行い、珠洲市、輪島市、能登町で計6棟の「みんなの家」を企画している。


「狼煙のみんなの家」
敷地:石川県珠洲市狼煙町テ13-1(「道の駅 狼煙」の隣地)
構造:木造平屋建て
延床面積:119.25平方メートル

「狼煙のみんなの家」の特徴
・能登らしさの継承(黒瓦の再利用、下見板張り、能登提灯)
・みんなが集まる集会所(食堂と居酒屋のできる厨房、キッズスペース)
・防災拠点(太陽光発電、浄水機、防災用具の保管)

〈クレジット・協賛リスト〉
企画:HOME-FOR-ALL
事業主体:奥能登日置らい
資金助成:日本財団
設計:クライン ダイサム アーキテクツ
施工:家元
協賛:石川県里山振興室、石川樹脂工業、インターオフィス、オカムラ、カリモク家具、川島織物セルコン、協和道路、グリーンコープ共同体、子ども未来支援財団、大光電機
協力:亀井提燈、瓦バンク、センコーグループホールディングス、NTTドコモビジネス、
堀瓦工業、モノクローム、良品計画、VAN (ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク)
写真:松田咲香(一部をのぞく)
 


特定非営利活動法人HOME-FOR-ALL

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