株式会社玄光社は、かつて香港に存在した高層高密スラム街「九龍城砦」の最期の姿を記録した貴重な写真が、初公開カットを含めて一挙に収録された幻の写真集『最期の九龍城砦 COMPLETE EDITION』を復刊した。
九龍城砦は、かつて香港に存在し、最盛期には約5万人が暮らしていたとされる高層高密スラム街である。1993年から1994年にかけて取り壊されたが、その後も映画やゲームなど様々な創作のモチーフとして取り上げられ、現在に至るまで多くの人々を惹きつけている。
本書は、九龍城砦に魅了された著者が、取り壊しが決定した当時の姿を撮影した写真をまとめた写真集である。前著『最期の九龍城砦 完全保存版』(2009年刊/著:中村晋太郎/ゴマブックス)は現在入手困難となっているが、本書にはその前著にも掲載されていなかった初公開のカットが収録されている。
本書は、九龍城砦に魅了された著者が、取り壊しが決定した当時の姿を撮影した写真をまとめた写真集である。前著『最期の九龍城砦 完全保存版』(2009年刊/著:中村晋太郎/ゴマブックス)は現在入手困難となっているが、本書にはその前著にも掲載されていなかった初公開のカットが収録されている。
さらに、『九龍城寨の歴史』(2022年刊/原著:魯金/みすず書房)の翻訳を手がけた倉田明子氏をはじめとする執筆陣による九龍城砦に関する新規コラムも収録されている。特典として、著者・中村氏が撮影した九龍城内部の映像を視聴できるQRコードも掲載されている。
【著者紹介】
中村晋太郎(なかむら・しんたろう)
1969年、長崎県生まれ。東京理科大学理工学部建築学科卒業。大学卒業研究では都市計画研究室のスラム研究チームに所属し、九龍城砦の現地調査を行った。1993年より建築関係の仕事に従事しながら写真家としても活動。主な著書に写真集『最期の九龍城砦』(1996年/新風社)、写真集『胡同(フートン)物語』(2008年/アーカイブス出版)などがある。
【書籍概要】
タイトル:最期の九龍城砦 COMPLETE EDITION
発売日:2025年10月16日
判型:B5判/224ページ/帯付き
定価:本体4,000円+税
ISBN-13:978-4768330791
出版社:株式会社玄光社
株式会社玄光社
タイトル:最期の九龍城砦 COMPLETE EDITION
発売日:2025年10月16日
判型:B5判/224ページ/帯付き
定価:本体4,000円+税
ISBN-13:978-4768330791
出版社:株式会社玄光社
株式会社玄光社





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