2025年12月22日月曜日

【オーディオテクニカ】ミラノデザインウィークで初公開のターンテーブル『Hotaru』、国内一般販売開始

オーディオテクニカは、今年のミラノデザインウィークで初公開され、海外メディアから高い評価を得たターンテーブル『Hotaru』を、2025年12月4日より公式オンラインストアをはじめ国内で順次販売開始した。これまで特設サイトで限定先行受付を実施していたが、今回正式に一般販売を開始する。

同社は2022年の創業60周年を機にブランドメッセージ「もっと、アナログになっていく。」を掲げ、アナログの新たな可能性を追求してきた。2025年3月には新しいアナログ体験を創出するプログラム「analog ~ naturally」を始動し、『Hotaru』はその一環として開発された製品である。本製品は世界最大級のデザインイベントであるミラノデザインウィークで初披露され、世界的デザイン賞「A’ Design Award」において最高峰のプラチナ賞を受賞。さらに米国ニューヨークでは、音と光の体験を「茶道」のコンセプトと融合させた没入型サウンドインスタレーション「Garden of Temporal Traces」を開催し、大きな注目を集めた。

ストリーミング全盛期の中、アナログレコード人気は加速している。日本レコード協会によると、2024年の国内アナログレコード生産量は約314.9万枚(前年比+17%)、生産額は約78億8,700万円(前年比+26%)に達し、1989年以来35年ぶりに70億円を超えた。こうした市場の盛り上がりを背景に、オーディオテクニカは新しいアナログ体験を提供する製品開発を進め、『Hotaru』はその第一歩となる。

■主な特徴
磁気反発による浮遊構造
ターンテーブルを磁力で浮かせ、振動の影響を抑制し繊細な音を再現。
オールインワン構造
ターンテーブル、アンプ、スピーカーを一体化した革新的モデル。
音楽と連動する照明
20色のカラーパレットを搭載し、ベーシックモード・グラデーションモード・リンクモードの3種で光が音と連動。
高性能トーンアームと特別仕様カートリッジ
カーボンファイバー製ストレートトーンアームとブラックボディ仕様『AT-VM740xML』を搭載。MM/MCカートリッジ交換可能。
素材へのこだわり
アクリル、アルミニウム製スピーカーボディ、真鍮製脚部を採用。
サブプラッター方式:モーター振動を抑え、クリアな音質を実現。

■製品コンセプト
『Hotaru』は、音楽と光が織りなす幻想的な空間を演出する唯一無二のオールインワンモデル。レコードに針を置いた瞬間、浮遊するターンテーブルと揺らめくライティングが、音楽と戯れるような特別な時間を描き出す。製品名には、日本文化に根ざした蛍の儚い輝きへの想いが込められており、音楽に向き合う一瞬一瞬を重ね、音との特別な時間を紡ぐアナログ体験を提供する。

■製品概要:AT-FTT
製品名:Hotaru
発売日:2025年12月4日
価格:公式オンラインストア価格 1,650,000円(税込)
販売台数:全世界1000台限定
詳細:https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-FTT
特設サイト:https://www.audio-technica.co.jp/analog-naturally/hotaru/




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