川口商工会議所は2026年3月16日、ものづくりの街として知られる埼玉県川口市の金属加工業5社で構成される「BASE TIMES kawaguchi」と、共立女子大学建築・デザイン学部教授でデザイナーの石田和人が、世界最大級のデザインイベント「ミラノデザインウィーク2026」に2年連続で出展することを発表した。会期は4月21日から26日までで、会場は昨年に続きミラノの歴史的建築「Palazzo Litta(パラッツォ・リッタ)」となる。
今回の展示コンセプトは「変容-ZEN METAL GARDEN」。金属加工の高度な技術を持つ町工場5社が、一枚の金属板から無数の形状を生み出す職人技を、禅の美意識と融合させたインスタレーションとして提示する計画が語られている。繊細で美しい加工表現を軸に、金属が持つ素材の変容をテーマ化し、西洋宮殿建築との対話を試みる構成が特徴で、昨年の展示でも注目を集めたmetal interior「kawaguch-air」の椅子コレクションも引き続き紹介される。日本ならではの自然の移ろいを感じ取る感性をデザインへ取り込み、周囲に映り込む風景までも造形の一部として捉える独自の考え方が反映されているという。
展示はMoscaPartnersが主催する総合展「Variations 2026」の一角を占め、今年のテーマ「Metamorphosis(変容)」と呼応する内容となる。会場全体は建築家リナ・ゴットメが手がける中庭のインスタレーション「Metamorphosis in Action」を中心に構成され、現代デザインが変化や適応をどのように解釈し、未来像を描くかを問うものとなる。
BASE TIMES kawaguchi



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