オカムラは、2026年4月、工場内での休憩・打ち合わせ・執務など、多様な行為を包摂するクローズド空間ユニット「Lives Room(ライブスルーム)」を発売する。
製造業の現場では、安全確保に加え、感染症・熱中症対策、人手不足や離職防止といった観点から、働く環境の整備は急務となっている。一方で、工場固有の大音量、温熱環境、限られたスペースなどの制約により、快適性の向上は容易ではない。オカムラは自社工場の課題を深く捉え、環境改善の取り組みを重ねてきた。本製品は、その内部実践から生まれたものであり、オフィス向け建材「Lives Post Beam(ライブス ポストビーム)」を基盤に、遮音性能を高める天井構造、適切な空調設備の導入、工場内設置に耐える寸法設計など、試作と検証を積み重ねることで開発された。
「Lives Room」は工場の作業エリア近くへ容易に設置できる独立ユニットで、騒音を遮り、安定した温熱環境を確保。生産現場の脇に“ひと息つける場所”や“短時間の打ち合わせ空間”を創出する。また、これまで遊休スペースとして扱われてきた場所の活用にも寄与し、工場全体の空間価値を底上げする。
ユニットはモジュール化された2種類のサイズ展開を持ち、組み合わせによる連結構造により、多様な用途へ柔軟に対応する。建築工事による休憩室新設と比べ、工期を大きく圧縮できることも特徴で、工場稼働への影響を最小限にとどめ、内部はレイアウトの自在性が高く、カフェカウンターを設けた休憩室、ミーティングテーブルを配した会議室、デスクとタスクチェアによる小規模な執務室など、多様なシーンの構築が可能で「はたらき心地」を追求するオカムラの「Lives」シリーズの一環として設計され、ワークプレイス全体の統一的な構築にも寄与する。
― Lives Room の特徴 ―
・計画から設置までの負担を最小化
工場への設置に特化したサイズ設定とモジュール化された構成により、仕様決定の容易さと施工性を高めている。
内装材、空調、照明といった電気設備に至るまで標準パッケージを用意することで、複雑な設計工程を省略し、1セットあたり約1週間という短工期を実現。休止時間が発生しやすい工場の稼働環境に対し、最小限の影響で導入できる。
・幅広い用途に応える柔軟な空間
ユニット内部は、什器配置を自由に設計できるオープンな器として構成。
休憩、打ち合わせ、執務空間など、用途ごとに最適化した空間づくりが可能となる。
Lives Room

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