ウィルクハーン・ジャパン株式会社は、三次元シンクロメカニズムのトリメンション(Trimension)搭載の新作ワーキングチェア「IN」を発表した。
ウィルクハーンは、身体を動かさないことで起こる腰痛や代謝の悪化が起こりがちなオフィス環境から、より健康的で快適な環境を作る商品開発に取り組んでおり、2009年には三次元シンクロメカニズム、トリメンションを搭載した革新的なワーキングチェア「ON(オン)」を発売し、これまでに17万脚を売り上げている。
トリメンションは、身体に不可欠な「動き」が着座時でも制限されることなく、まるで人間の関節のように柔軟な動きするというメカニズムで、シートは12°から-5°まで、背もたれは最大28°まで、さらに左右に最大13°まで傾斜する広い可動域を持ち、ユーザーの身体の動きを阻害せず背もたれと座面が身体に追随するようなダイナミックにサポートする。また、45~140㎏まで幅広い体重に対応している。
今回発表された「IN」では、「ON」に搭載されたトリメンションメカニズムをさらにコンパクトでシンプルに新解釈されており、「ON」では2本使われていたトリメンションの中核をなすスプリングを「IN」では1本のバネで3Dの動きをコントロールしている。
背座を形成する樹脂フレームには、「2-component technology」と呼ばれる最も画期的な技術が取り入れられた。この技術は近年自動車のパーツ製造に用いられはじめたもので、高度なコンピュータプログラムによって場所ごとにグラスファイバーの混合率を変えることができ、ひとつの同じ樹脂素材を一体整形しているにもかかわらず、腰の部分は柔らかで背もたれの垂直部分は硬く強度が高いなど、場所によって柔軟性の違うフレームが実現している。
背もたれの3Dメッシュでも場所によって織りの密度を変えることのできる特殊な織機を使って作られ、1枚のファブリックで背中のそれぞれの部位に最適なサポートを提供する。
カラーバリエーションもファブリックが7色、スイングアームが5色と多彩。
日本での発売は2015年秋を予定している。価格は122,000(予定)-
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