六本木・東京ミッドタウンにあるインテリアショップ“TIME & STYLE MIDTOWN”にて、DESIGNART TOKYO 2018の期間中、スウェーデンのデザインユニット、 CKR(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)と共に、彼らが手掛けた建築プロジェクトのプロセスを、 模型や写真、スケッチなどで展示するほか、新たに生み出したプロダクトの数々を展示する展覧会「House Art View」が開催中(11/4まで)。
CKRは、1995年にMårten Claesson、Eero Koivisto、Ola Runeの3人により結成された、スウェーデンのデザインパートナーシップで、手がけるプロジェクトは、建築から家具、食器などの日用品、テキスタイルなど多岐に亘る。日本における代表的な建築作品には、京都の「スフェラビル」などがある。
TIME & STYLEとCKRの関係は、「スフェラビル」でのプロジェクトがはじまりで、今回の展覧会では7年前にCKRが手掛けたアートコレクターのための海辺の個人住宅「ヴィラ・ヴィードルンド」から着想を得て、新たにアクリルチェア・プレート・ブックエンドなどにデザインを落とし込んだものを制作し、お披露目している。
17日に開催されたオープニングにて、展示についての説明をするCKRの3氏。
展示されている写真は、スウェーデンの写真家Åke E:son Lindman氏が2007~18年に撮影したもの。
「ヴィラ・ヴィードルンド」の木製模型。
側面に「ヴィラ・ヴィードルンド」のファサードデザインが反映されたアクリルチェア。
建築のボリュームデザインを落とし込んだブックエンド。
その他、吉田焼(佐賀県嬉野市)の磁器プレート・フラワーベース・箸置き、国産材を使った木製トレーなども。
展示のものはすべてプロトタイプ。これから本格製品化に向け、さらに改良していくとのこと。
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