2025年1月31日金曜日

【パナソニックグループ】 “無意識をデザインする”「Panasonic KITCHEN」「Panasonic BATHROOM」

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、パナソニック ハウジングソリューションズ水廻りシステム事業部の主力商材であるシステムキッチン及びシステムバスルームの製品デザイン・体系を刷新、2025年2月より受注を開始する。

生活者は機能的でありながら、よりシンプルな製品を求める傾向にあり、コロナ禍を経て住宅購入層の暮らしに対する価値観が洗練され、近年の物価高騰の影響が相まって、住戸のなかでの「メリハリ消費」の傾向が高まっている。これを受け、作業や動線を妨げず、購入時のきれいな状態を無理なく保つために、機能とデザインを追求した。

特に普及価格帯の製品を刷新。システムキッチンでは「S-CLASS」を新発売する。清掃性の高い「スゴピカ素材」のカウンターなどパナソニック ハウジングソリューションズオリジナルの機能や、従来高級価格帯でしか実現できなかったデザイン性を普及価格帯の「S-CLASS」で実現。この「S-CLASS」と、プランニング自由度がより高く特注対応も可能な「L-CLASS」の2つの製品体系に刷新した。

パナソニック ハウジングソリューションズ独自の暮らし方提案:Life Style Fit

https://sumai.panasonic.jp/life-style-fit/

2025年1月30日木曜日

【株式会社In Detail】三浦・三崎発のクラフト壁紙ブランド『うらうらうら』誕生


株式会社In Detailが運営する「壁紙屋good day house」が、オリジナルクラフト壁紙ブランド『うらうらうら』を立ち上げ、初のコレクションの商品の販売を開始した。

「ローカリズム」「民藝の美」をブランドコンセプトとし、クロス職人である店主が生まれ育った神奈川県の三浦・三崎を壁紙デザインのモチーフにし、地元を拠点に活躍するアーティストの図案、アーティストが実際に三浦を歩いて感じたインスピレーションから生まれたデザイン、三浦の風景からピックアップしたカラー展開など、ローカル企業発の壁紙ブランドならではのオリジナリティを大切にしたデザインになっている。
漂着 1  作:小澤真弓
渚  作:大類尚子
抜け道のワナ  作:カワグチタクヤ



 
株式会社In Detail
https://in-detail.co.jp/
うらうらうら
ura-ura-ura.com

2025年1月29日水曜日

【アルフレックスジャパン】幾何学形体を用いたボールドなデザインが特徴的な新作など18製品を発売


アルフレックスジャパンが、2025コレクションで掲げるテーマは「JOY in modern life.」。現代生活における自分らしさを主体的に選び、自らの感性で自由に組み合わせながら、インテリアをしなやかに楽しむ人たちへお届けするアルフレックス流のモダンライフ。

同じ時代を生きていても人それぞれ異なる好みやテイストに応えるため、同じ家具でもスタイリングを変えることで多様なしつらえを叶える製品ラインナップを意識し。
たとえばソファSOFFIO(ソフィオ)とリビングテーブルTROCADERO(トロカデロ)の組み合わせでは、洗練されたモダンなスタイルはもちろん、エフォートレスな雰囲気やカジュアルな空間まで、張り地や仕上げを変えることで同一製品とは思えないほど多彩なテイストを楽しむ事が出来る。

今回発表されたのは新作のリビング・ダイニング・照明など10製品と、寝室アイテムを含むバージョンアップ5製品、インポートアイテム3製品の合計18製品で、2020年以来となる幅広い製品ラインナップとなった。

ソファの中材やテーブルには従来より進化したサステナブル素材を採用し、バージョンアップ製品では既存人気アイテムのサイズや仕上げを見直し、現代生活に合わせた改良を加え、創業以来変わらない「長く安心して使い続けられる家具づくり」の思想をベースに、高い機能性と快適性、サステナビリティを備えた2025コレクションとなっている。

製品の詳細は特設ページで確認できる

■JOY  Design : LucidiPevere 
■ACCA  Design : 芦田 秀一 
■KEYSTONE  Design : 北川大輔 




アルフレックスジャパン

2025年1月28日火曜日

コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬 / KASAによる初の個展「ものさし と まなざし」が開催中

南青山にあるプリズミックギャラリーにて、コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬 / KASAによる初の個展「ものさし と まなざし」が開催中。
KASAは東京とモスクワを拠点に活動する建築家ユニット。建築家としてだけでなく、デザイナー・アーティスト・キュレーター・ディレクター・教育者と様々な役割で社会と関わり、
活動をし続けている。
今回の展示ではこれまでの歩みを主にドローイングと詩のようなテキストで表現。
“国籍も性別も異なるふたりの「ものさし」と「まなざし」との間に生まれる往復運動。”と展示概要にもあるが、建築模型では感じることのできない、二人の思いや日々考えていることが伝わってくるような展示内容になっている。
会期は3/2までで会期中のイベント情報は各種SNS(XInstagramFacebook)にて随時発信予定。 

【三和ホールディングス】 高速シートシャッター「断熱クイックセーバーTR」設計範囲を拡大

三和シヤッター工業株式会社は、Re-carbo(リカーボ)シリーズ「断熱クイックセーバーTR」の設計範囲を拡大した。

2023年9月に発売した「断熱クイックセーバーTR」は、高速高頻度性能と断熱性能を両立したシートシャッター。この度、大きな開口を必要とする工場や倉庫、カーディーラーといった設置場所の特性を考慮し、高速高頻度性能と断熱性能はそのままに、これまで最大W4,000mm×H4,000mmの設計範囲を、W6,000mm×H5,500mmまで拡大し、より多くの環境に対応した。

 

商品名:Re-carboシリーズ 「断熱クイックセーバーTR」

仕様追加時期:2024年12月25日

仕様

参考価格:価格:7,370,000円(消費税込、取付工事費・搬入費・諸経費は含まず)

仕様:W6,000×H5,500、シートカラー:ブルー(標準色)、赤外線センサ付き

製品HP:https://www.sanwa-ss.co.jp/professional/products/001190.html

2025年1月27日月曜日

【チヨダウーテ株式会社】チヨダサーキュラーせっこうボードに、厚さ9.5mmの新製品を追加

チヨダウーテ株式会社は、廃石膏ボードから作られたリサイクル石膏を100%使用し、製造時の実質カーボンニュートラルを実現した “チヨダサーキュラーせっこうボード”に厚さ9.5mmを新たに追加し、販売を開始した。

チヨダウーテは株式会社トクヤマと共同で、廃石膏ボードを収集しリサイクルする株式会社トクヤマ・チヨダジプサムを設立し、2013年から業界に先駆けて廃石膏ボードのリサイクル事業をスタート。2023年6月には、廃石膏ボード由来の原料石膏を100%使用した“チヨダサーキュラーせっこうボード”の販売を開始。今回、“チヨダサーキュラーせっこうボード”のラインナップに、厚さ9.5mmを追加した。

製品概要

製品名 :チヨダサーキュラーせっこうボード

JIS :JIS A6901 GB-R

防火性 :準不燃材料 ※告示1401号

寸法 :910mm×1,820mm×9.5mm

重量 :約11kg/枚

設計価格 :1,400円/枚(850円/平方メートル )

製品HP:https://www.chiyoda-ute.co.jp/product/circular/gb.html

2025年1月24日金曜日

『フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッスン』1月発売

グラフィック社は、書籍『フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッスン』を、2025年1月に発売した。

NYに建てられている近現代美術専門の美術館<ソロモン・R・グッゲンハイム美術館>や、1936年に作られ、美しすぎる名作建築とも言われている<落水荘(フォーリング・ウォーター)>など、フランク・ロイド・ライトのすばらしい作品を味わいながら、建築の設計の思考と発想を、7ジャンル50のレッスンに分けて紹介する。

同時に、ライトの著作から厳選した珠玉の言葉を掲載し、今なお巨匠として存在し続ける所以や、仕事と人物像も浮き彫りにする。

<目次>

はじめに/影響と発想源/土地とランドスケープ/デザインと社会/空間と体験/コンポジションとムーブメント/建築と身体/抽象と宇宙/おわりに

<著者プロフィール>

アーロン・ベツキー

批評家、キュレーター、教育者。バージニア工科大学の建築 ・デザイン学科教授、元同学科長。フランク・ロイド・ライト建築学校の学部長、タリアセンの建築学校学長を歴任。建築に関する多くの著書がある。

ギディオン・フィンク・シャピロ/監修

ニューヨークを拠点として建築・デザインに関する著作活動を行う。

<書籍情報>

『フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッスン』書影

書名:フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッスン

著者:アーロン・ベツキー

監修:ギディオン・フィンク・シャピロ

翻訳:井原恵子

発売日:2025年1月

仕様:A5変 並製 総248頁

定価:3,190円(10%税込)

ISBN:978-4-7661-3995-2

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/476613995X/

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18096565/

2025年1月23日木曜日

『Honda青山本社ビル』ブロック予約受付スタート!

2024年12月20日、Hondaは青山本社の建て替えと、2025年5月での移転を発表した。これに伴い、多くの人々に愛されてきた本社ビル1階の「Hondaウエルカムプラザ青山」も休館することが決定し、39年の歴史を振り返る特別イベントが年明けから開催される。

Honda青山本社ビルの歴史と魅力を後世に伝えるため、ノリモノ雑貨ブランド CAMSHOP.JP が企画した『Honda青山本社ビル』ブロック予約受付が開始された。

Honda青山本社ビルの特徴的なデザインを細部に至るまで忠実に再現。39年にわたり多くの人々に親しまれた象徴的な外観をブロックで立体化した。

サイズ:高さ19.1cm × 横17cm × 奥行10.7cm

重量:665g

ピース数:844ピース

【限定2000個】

※本田技研工業公認ライセンス取得商品。

『Honda青山本社ビル』商品情報・予約ページ:https://camshop.jp/?mode=f10

2025年1月22日水曜日

【四国化成建材株式会社】「2024空間デザインコンテスト」審査結果発表

四国化成建材株式会社は、全国の販売工事店ならびに設計事務所を対象とした「2024空間デザインコンテスト」を実施し、審査結果を発表した。

今回で31回目の開催となる同コンテストは、一般住宅、店舗、官民各施設の外構ならびに内装など、幅広いジャンルの製品を取り扱う同社ならではの多彩な施工作品が集まるコンテストで、全国から1,351点の応募があった。地区審査を通過した作品の中から厳正な審査により「一般住宅」「パブリック」の各分野のグランプリ作品ならびに全8部門のゴールド、シルバー、ブロンズ各賞、応募者のアイデアやこだわりが評価された審査員賞、トータルコーディネイト賞、アートウォール賞、エリア入選作品が選出された。

一般住宅部門グランプリ_(全景)
一般住宅部門グランプリ_(玄関前) 

パブリック部門グランプリ_(外観)
パブリック部門グランプリ_(内観)


「2024空間デザインコンテスト」
■主催:四国化成建材株式会社
■応募期間:2024年4月22日~6月28日
■応募総数:1,351点
■審査員:
 坂本英之(坂本都市建築意匠研究室 主宰/公益社団法人 金沢職人大学校 理事長兼学校長)
 薩田英男(有限会社薩田建築スタジオ・建築家) 
 藤山 宏(有限会社造景空間研究所 所長)
 山﨑誠子(有限会社 GAヤマザキ 取締役/日本大学短期大学部 准教授) 




四国化成建材株式会社



2025年1月21日火曜日

総合資格の建築・土木系学生向け総合情報サイト『総合資格navi』がリニューアル

株式会社総合資格は、建築・土木系学生向け総合情報サイト『総合資格navi』をリニューアルした。アプリ化による情報通知や、サイト内のデザイン刷新、機能追加を図り、利用者である学生・企業の両者にとってさらに使いやすいサイトになった。

『総合資格navi』は、建築・土木系学生の全学年を対象とした総合情報サイト。今回のリニューアルでは、サイトのアプリ化を実施。プッシュ通知機能を搭載した。サイトを通して学生は、企業へのエントリー等の就職活動が行える。企業は学生へスカウトをかけることが可能になった。

総合資格navi:https://www.arc-navi.shikaku.co.jp

2025年1月20日月曜日

【株式会社CACL】 永山祐子建築設計等とコラボーレーションしたテラゾーベンチが玉川高島屋S・Cにて公開

株式会社CACLは、製造の過程で規格外となった九谷焼を、テラゾーの骨材としてアップサイクルし、有限会社永山祐子建築設計および関ヶ原石材株式会社とコラボレーションしたテラゾーベンチを、玉川高島屋ショッピングセンター本館2Fのシーティングスペースにて公開した。

今回、テラゾーベンチの骨材として使用した九谷焼は、絵付け前の白素地に釉薬を施した「白磁」と呼ばれる陶磁器。九谷焼の製造過程では、小さな黒い斑点やわずかな傷があるだけで規格外とされ、約1割が廃棄される。石川県能美市に本社を置くCACLでは、廃材となった九谷焼を別の形で活用できないかと考え、陶磁器片の回収(買い取り)を開始。その後、令和6年能登半島地震が発生し、さらに多くの破損した陶磁器を回収することになった。

これらの素材を無駄にすることなく持続的に活用するため必要があると考え、建築家・永山祐子氏との出会いがあり、陶磁器片をテラゾーの骨材として活用する試みがスタートした。陶磁器片を混ぜ込むことで、異質ながらも独特の味わいが生み出された。

名称:テラゾーベンチ

場所:玉川高島屋S・C 本館2F

住所:〒158-8701 東京都世田谷区玉川3丁目17−1


2025年1月17日金曜日

TOTOギャラリー・間、吉村靖孝展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」

TOTO株式会社が運営するTOTOギャラリー・間(東京都港区)にて、吉村靖孝展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」が2025年1月16日(木)~3月23日(日)の会期で開催中。吉村靖孝氏は建築活動の初期の頃より、建築が人びとのふるまいなどの自発的な動きと、社会制度や状況など多様な社会的条件との架け橋になれるよう、両者のさまざまな関係構築を試みてきた建築家。今回の展覧会では、7人の漫画家とのコラボレーションにより、建築家の作家性を問う試みを行う。
▲1/15に行われたプレスカンファレンスにて
展示の説明をする吉村氏

作家の自己表現の場で展覧会で、あえて作家性を消してみることにしたという今回の展示。模型でも図面でもなく「漫画」というメディアを利用して、吉村氏が設計した7つのプロジェクトをとりあげ、7人の漫画家(コルシカ、川勝徳重、德永 葵、三池画丈、宇曽川正和、メグマイルランド、座二郎)に依頼してそれぞれ建築から発想される世界が漫画で描かれた。
展覧会の準備期間中、吉村氏が脳出血になり、闘病することになったこともこの展示案が後押しされた。また早稲田大学・吉村研究室の学生も協力の上、今回の開催に至った。

3Fには7つの漫画作品、また漫画の世界を体験できるような展示。壁面には建築史と漫画史をまとめた年表も。漫画家の座二郎氏は吉村氏の大学の後輩であり、建築家でもある。
3Fの中庭にはスケールフィギュアといわれるものを展示。
4Fは、3Fの展示と同じプランで建築模型が展示。また建築図面、技術史と建築史の連関をまとめた年表、半動産建築年表も。

関連イベントとして、2/8にゲストを交えたギャラリートーク「二次元ケンチク、三次元ケンチク、四次元ケンチク」、2/21に吉村靖孝講演会「『建築家の不在』とは何か?」を開催。ギャラリートークは申込不要。講演会は公式サイトからの事前申込制。そのほか、ギャラリーツアーも申込不要で会期中随時開催。
また今回の展覧会にあわせて、作品集『MANGARCHITECTURE(マンガアーキテクチャ)建築家の不在』も発刊。吉村靖孝氏の建築7作品を題材に、7人の漫画家が描き下ろした漫画短編を収録。舞台となる建築作品紹介、漫画建築史年表なども充実。建築家の想像を軽々と超えていく、創意を尽くされ描かれた漫画が魅力的な新しい形の一冊。

2025年1月16日木曜日

新・帝国劇場、劇場設計者は小堀哲夫氏

東京・丸の内の帝国劇場にて、2030年度に開場予定の新・帝国劇場の設計者が建築家の小堀哲夫氏となることが発表された。
2022年に実施された指名型プロポーザルコンペにて、様々な設計提案の中から帝国劇場の継承と発展を十分に理解し、新しい帝国劇場のあり方を的確に捉え、期待感に溢れる提案内容が評価され、選定された。(以下、パース画像の提供はすべて小堀哲夫建築設計事務所)
▲劇場エントランス(正面より)
© Tetsuo Kobori Architects
▲1/16に行われた記者会見にて
(左:東宝株式会社 常務執⾏役員 池田篤郎氏、右:設計者の小堀哲夫氏)

帝国劇場は1911年に初代劇場が開場、その後1966年に開場した2代目が現・帝国劇場(設計は故・谷口吉郎氏)で今回は3代目となる。

新・帝国劇場の建築デザインコンセプトは「THE VEIL」。
皇居に面し、水のきらめき・美しい光・豊かな緑といった唯一無二の環境に恵まれている帝国劇場の場所を活かし、それらの自然を纏い、自然に包み込まれるようなイメージが新しい劇場にふさわしいと考えコンセプトとした。自然の移ろいを感じながら、ヴェールの向こう側の世界を想像することで、人々の期待感は最高潮に達し、またホワイエの華やかな風景が街から垣間見えることで、街の舞台となるような劇場となる。
正面性をもったエントランス・ホワイエ・客席・舞台への連続性は、新たな帝国劇場の格式をつくる。ヴェールのように幾重にも重なる空間をくぐり、体験が変化していくことで、客席に至るまでのアプローチ全体も含めて、この場所でしかできない豊かな観劇体験をつくり出す。帝国劇場のもつ華やかさを発展させながら、世界に向けて発信できる日本の劇場として、すべての人に高揚を与える、そして心地よい空間となることを目指す。
▲劇場エントランス(有楽町側より)
© Tetsuo Kobori Architects

▲遠景イメージ(敷地南西側より)
© Tetsuo Kobori Architects

▲遠景イメージ(敷地西側より)
© Tetsuo Kobori Architects

▲客席(上手側より)
© Tetsuo Kobori Architects

現・帝国劇場は2025年2月をもって休館。新・帝国劇場は2023年度中の開場予定。

日本初、ガソリン放火対策床材「火勢抑制フロア ArtiedgeII」を発売

ニッタン株式会社は、ガソリン放火対策床材、「火勢抑制フロア ArtiedgeII」を2024年12月より販売開始した。 ArtiedgeIIは、建物の床面に施工することで、効果的なガソリン放火対策を簡単に実施できる日本初のガソリン放火対策床材。電気、水道などの工事も不要のため、新築・既築を問わず多くの建物に適用できる。

多数の穴の開いた「仕上材(床表面部)」とガソリンを閉じ込める「ベース材」の2層で構成されている「ArtiedgeII」を床に敷き詰めることにより、ガソリンが散布されても大部分は床下に落ちて燃焼せず、床表面部に残ったごく一部のガソリンのみの燃焼となるため、大幅に火炎の勢いを抑えることができる。

仕上材とベース材の厚さは合わせて約16mmと薄く、主要材質は塩化ビニールのため、施工しやすく、既設、新築、建物形態を選ばずに設置が可能。設置の際には電気工事や衛生工事も不要。また、運用時も人による操作が不要のため、ガソリン放火対策として一般的な消防設備機器に比べ、導入、運用、維持においてコストパフォーマンスが高いことが特徴。

※消防用設備ではないので、火災を報知・消火する機能・性能は有していない。

「Artiedge」専用サイト: https://artiedge.com/


2025年1月15日水曜日

【株式会社NOMAD】ラウンジチェア『ARBA』の今春販売開始を発表

株式会社NOMADは、デンマークデザインブランド『raawii』より、Erwan Bouroullec(エルワン・ブルレック)のデザインによる「ARBAラウンジチェア」の国内販売を2025年春からの販売と、2月6日よりMAARKETトーキョーにて先行販売することを発表した。

「ARBAラウンジチェア」は、座面と背もたれの2つの成型合板、片持ち構造に曲げられた金属板、アルミダイキャストベースというシンプルでありながら洗練された構成となっており、シンプルで明快な構成ながら、その座り心地良さには定評がある。


ARBA 先行販売 POP-UPイベント
•会期:2025年2月6日(木)~3月11日(火)12:00~19:00 *水曜定休
•会場:MAARKETトーキョー(東京都港区北⻘山2-7-15)




2025年1月14日火曜日

【株式会社ウチノ板金】建築家・隈研吾 氏デザインのランプシェード「渦」を製作販売

株式会社ウチノ板金が、2025年3月に隈研吾建築都市設計事務所のデザイン監修の板金製のランプシェード「渦(うず)」の製作販売を始めることを発表した。


隈研吾建築都市設計事務所 隈 研吾氏(デザイン監修)
板金で作る渦のようなランプシェードをデザインしました。薄い金属という板金の特性を活かし、電球のまわりをひらひらと解けるような薄い板のシェードです。和國商店でも使用している緑青銅板を始め、真鍮板など様々な材に展開できるよう、それぞれの板は日本古来の建築板金技術を用いてつなぎ合わせています。
折り目をつけることで強度が出る板金の性質を利用し、薄い材でも素材として活用できるよう工夫することで環境にも優しいランプシェードとなりました。


ウチノ板金(和國商店) 内野友和(製作・販売)
1枚1枚が個別に形成された9枚の板金を連結させるため、伝統的な板金技術「ハゼ組」を採用しています。現場で廃棄された板金材も再利用できるようにと設計されたランプシェードは和國商店のテーマである「循環」をも表現しています。
隈研吾氏と何度も意見を重ね合いながら完成させた「渦」は、板金職人の熟練した技術を駆使し、新たな価値を追求した結果、職人の技術の結晶を毎日間近で楽しんでいただける作品となりました。



株式会社ウチノ板金

2025年1月10日金曜日

安藤忠雄建築研究所設計「ICHION CONTEMPORARY」ギャラリー 2025年1月13日オープン

アート流通サポート合同会社が運営する現代アートギャラリー「ICHION CONTEMPORARY(イチオン コンテンポラリー)」が、2025年1月13日(月)にグランドオープンする。本ギャラリーの建築設計は安藤忠雄建築研究所が手掛けており、打ち放しコンクリートを使用した地下1階から地上5階までの6層構造が特徴。

オープン記念展覧会として、「GUTAIは生きていた」を開催する。本展では、具体美術協会(GUTAI)の第二世代であった向井修二氏のインスタレーション作品を核に据え、GUTAIの革新性とその「精神」を再考する試みを行う。

来場者予約について

ご予約なしでも来場可能だが、特に1月13日(月)から19日(日)の期間中や週末は混雑が予想されるので、事前予約をおすすめ。

事前予約はこちら

【展覧会概要】

タイトル:「GUTAIは生きていた」

場所:ICHION CONTEMPORARY

〒530-0055 大阪府大阪市北区野崎町9−7

期間:2025年1月13日(月)~ 3月29日(土) 

開館時間:11:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了

休館日:日・月・祝日   ※2025年1月13日(月)は開館

入場料:無料