2026年4月24日金曜日

「波板と珊瑚礁 建築を遠くに投げる八の実践」展

寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」にて「波板と珊瑚礁 建築を遠くに投げる八の実践」が4月21日より開催となった。本展では、建築家の思考や哲学を表現するメディアとしての「模型」に焦点を当て、建築家8組の制作した作品が展示されている。

企画と会場デザインを担当したSUNAKIの砂山太一氏は「模型を媒介にこれから先の日本の建築はどうなっていくのだろう?ということを投げかけるようなことは出来ないかと話があった。今の建築は世界の社会問題や環境問題等、大きな問題を建築のスケールを通して考えていく構図がある。これは全世界的な取り組みで、日本では東日本大震災以降、建築家の動きは目の前に直面している切実な問題に正しく答えていくというアプローチが求められ、それに建築家も答えてきた。しかし、本来建築というものは「波板と珊瑚礁」というタイトルに込めたように、目の前の問題だけではなく、100年後それ以上の長い単位で物事を考えること。それを模型という形で展覧会が出来ないかと考えた。出展者の方々とこの問題意識を共有し、作り上げたのが本展覧会になる。出展者には模型の展覧会だが、思考を抽出した新しい模型を作ってくださいと伝えたところ、出展者の方々が様々なアプローチをされ、半分以上が模型でなく、空間そのものや、映像になっていたり。模型の展覧会だと思われて来場されると、模型の展覧会じゃない?と思われるかもしれないが、それこそ、模型の意味を拡張していく、見た人がこの世界をみて、それを抽象化・モデル化していく行為が模型という枠組みをキープしていると考えている」と述べた。

出展者はALTEMY、Office Yuasa、ガラージュ、GROUP、DOMINO ARCHITECTS、畠山鉄生氏+吉野太基氏+アーキペラゴアーキテクツスタジオ、平野 利樹氏、RUI Architectsの8組。


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