TOTOギャラリー・間で開催中の展覧会「フィールドオフィス・アーキテクツ展 Living in Place」関連の講演会が、去る7/10、三田にある建築学会ホールにて開催された。(展覧会の内容紹介はこちら)
講演会では、フィールドオフィス・アーキテクツの多岐にわたる活動(駅前再生・リノベーション・ランドスケープ・土木・公園・博物館・霊園など)を動画と写真をつかって説明をした。
ひとつの建築で完結するのではなく、長い時間をかけて自身で設計した建築同士を繋ぐプロムナードを創出したり、人の流れをつくるためのインフラの整備やグランドデザインにまで拡張し、街並みを形成してきたフィールドオフィス・アーキテクツの話を聞きに、日本の実務者だけでなく海外から日本にきて活動している実務者や留学生なども幅広く来場し、熱心に耳を傾けた。
また質疑応答では、黃氏がみんなで交流や意見交換をしながら考えを追及していくことを大切にことから、1つの質問に対して率直に答えるのではなく、一度に2人からの異なる質問を受け、複数の質問を結びつけながら考えを巡らせ応えるスタイルをとっていた。
初となる作品集も発行。講演会の前後では、サイン会を行い、黃氏は笑顔で声をかけていた。
展覧会は9/12まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿