2019年12月11日水曜日

HAGI STUDIO「LANDABOUT」内覧会

中古マンション再生流通事業を手がける株式会社インテリックスが、東京都台東区根岸に、2020年1月中旬に開業予定のホテル「LANDABOUT(読み:ランダバウト)」の宿泊予約を11月11日より開始している。
企画・内装デザインを株式会社HAGI STUDIO、運営を株式会社ベステイト(1階カフェ・ダイニングバーは株式会社HAGI STUDIO)が行う。
外観
今回は、記者発表会・内覧会に参加。
株式会社インテリックス 代表取締役社長 山本卓也氏は「これからのホテル運営には、ただ箱を作るのではなく、地域の方と協調して、集客し、地域が活性化していく流れが必要」とし、リノベーションによるまちづくりを推進する株式会社HAGI STUDIOをパートナーに迎えた経緯を説明。

株式会社ベステイト 代表取締役社長 石橋拓馬氏はLANDABOUTというネーミングについてあらゆる地域から導かれた道が淀むことなく結ばれる環状交差点(Round about)は、各地から集まった人々が一時をともにし、また旅立っていくホテルとどこか似ている」とし、Round about(環状交差点)からLAND+ABOUT(土地について)という造語が生まれたと振り返った。

株式会社HAGI STUDIO 代表取締役社長 宮崎晃吉氏は「カジュアルで、色々な人が交差点のように集まって交流が生まれる場をつくりたい」とし、コンパクトかつミニマルでリーズナブルな宿泊室で豊かな共用部にしたと話す。
デザインの特徴として、地域に開かれた交流の場としての一階の飲食店、立体的に円環を描き連続的な動線計画(ホテルと飲食店の一体性)、鶯谷のまちの温度を宿したインテリアなどがある。

左から株式会社ベステイト 代表取締役社長 石橋拓馬氏
株式会社HAGI STUDIO 代表取締役社長 宮崎晃吉氏
株式会社インテリックス 代表取締役社長 山本卓也氏
株式会社インテリックス 代表取締役副社長 俊成誠司氏
1F「LANDABOUT Table」バーカウンター
1F「LANDABOUT Table」客席
2Fホテル受付
受付奥では周辺マップでまちを確認できる
セレクトショップも展開
2Fホテルラウンジ
1Fエントランスと吹き抜けでつながる
右手奥に受付、左手にテラス
コンパクトツイン
デラックスツイン
デラックスツイン テラスからの眺め
スカイツリーが望める
メインターゲットを、「宿泊施設のスペック」よりも「その地を楽しむこと」に興味をもとめつつ、デザインに敏感なインバウンドツーリストとし、2月10日以降の予約では7割が海外の旅行者だという。稼働率80%を目指し、1名6000円の料金を想定している。

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