「建築倉庫」は、寺田倉庫が預かる建築模型を保管・展示する倉庫として2016年にオープン。現在では、800点以上の建築模型を保管・展示し、初めて建築に触れる人から専門家まで、幅広い層が建築文化に親しみ、楽しめる空間を提供している。
今回のリニューアルでは、従来の鑑賞型展示に加え、建築模型を用いたワークショップやトークイベントを定期的に開催し、建築家や専門家と直接交流できる新たなエリアを増設した。
家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」、中高生向けの構造ワークショップ「多面体と構造」など、模型を用いて学び体験できる子どもから大人まで幅広い層が楽しめるプログラムを今後実施していく。
▲増設した体験スペースのエリア
▲建築家が作成した建築模型の展示とインタビュー動画<建築家と模型>の投影。
動画は建築倉庫のYouTubeでも視聴可能。
▲プレス内覧会で実施されたワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」の
デモンストレーション。参加者たちも体験を楽しんでいた。
リニューアルに伴い、エントランスには竹の素材の特性を活かした構造システムでつくられた作品が新たに設置。これは、WHAT MUSEUMで2023年に開催した企画展「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」の出展作品である滋賀県立大学陶器浩一研究室設計の「三灯小径」を移設したものです。一般参加者も含むワークショップを通して組み上げた。
▲「三灯小径」設計:滋賀県立大学陶器浩一研究室
ワークショップの申込は公式サイトにて適宜募集される。現在は、家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」が募集中(申込制・要参加費)。
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