室内ドアメーカーの株式会社KAMIYAは、猛暑や気候変動による住宅内の温熱環境改善を目的とした新製品「POLKU(ポルク)」を9月1日に発売した。POLKUは、通気機能を備えたルーバー付き室内ドアで、全館空調との相性の良さを特徴としている。
日本の住宅市場では、国の省エネ政策やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)推進の影響により、断熱・気密性能に優れたエコ住宅の普及が進んでいる。一方で、気密性の高い住宅では空気の循環が課題となっており、室内の快適性を保つための新たな工夫が求められていた。
KAMIYAが開発したPOLKUは、スタイリッシュなアルミ製ルーバーを通気部分に採用。指先で軽くタッチするだけで開閉できる構造となっており、従来の全面ルーバー型とは一線を画すモダンなデザインが特徴。天井まで届く「フルハイトドア(R)」シリーズの一環として展開され、住宅の美観と機能性を両立させる製品として注目される。
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