2018年10月23日火曜日

「Tokyo Midtown Award 2018」授賞式・作品展示

六本木の東京ミッドタウンにて「Tokyo Midtown Award 2018」の授賞式が10/19に開催された。 今年で11回目となる同アワードは、〈アートコンペ〉と〈デザインコンペ〉の2部門で実施している。2部門総計1290点(アートコンペ236件、デザインコンペ1054件)の応募作品の中から〈アートコンペ〉ではタンポポの綿毛で都市の新陳代謝を表現した『息を建てる/都市を植える』、〈デザインコンペ〉では「黄金比」を利用した弁当箱『黄金比箱』がグランプリに選出された。
他、受賞作品については下記の通り。
〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『息を建てる/都市を植える』青沼 優介(デザイナー、アーティスト)
■準グランプリ(賞金50万円)
『星圖』下村 奈那(アーティスト)
■優秀賞(賞金10万円)
『愛おもう屋台』田中 優菜(学生)
『時は建築家、民衆は石工』泉 里歩(学生)
『"Stand Up!"』髙 瑞雪(彫刻家)
『普通の日』YU SORA(アーティスト)
〈デザインコンペ〉テーマ:「HUMAN」
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『黄金比箱』JDS(広川 楽馬、迫 健太郎、中塩屋 祥平)
■優秀賞(賞金30万円)
『SHADOW CLONE TECHNIQUE』竹下 早紀
『NENKI-年記-』H&F(花井 ゆうか、舟橋 璃咲)
『肌羹』仲野 耕介
■ファイナリスト(賞金5万円)
『nipple invisible』山月 智浩
『ねこに小判』uruco(漆間 弘子、漆間 康介)
『cocoro ame』プラマイロク(三原 麻里子、野仲 胡美)
『one』河路 潔
『ぺこぺこストロー』中山 桃歌、上田 美緒、三浦 麻衣
『顔文字体温計』田口 博基
また受賞者に授与されるトロフィーも魅力のひとつで、毎年違ったデザイナーにより個性あふれるトロフィーが生み出されている。今回はアートコンペの審査員鈴木康広氏のデザインで、自分自身を見つめるための「メトロノームの鏡」をトロフィーとしてデザイン。常に揺れ動く現実の世界に向き合い、自らの内なるリズムに耳を澄ます。受賞者はこれを勢みにクリエーターとしてそこに立つ勇気が増すことを思いに込めた。
入賞作品は11/11まで東京ミッドタウンのプラザB1Fオープンスペースにて展示。あわせて同期間で一般投票で人気作品を選出するオーディエンス賞も実施している。

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