堀田カーペットは、ウールタイルカーペットコレクション「WOOLTILE for Home」の新商品として、英国人デザイナーのフィリックス・コンラン氏と共同開発した「Tanbo(タンボ)」を発売した。7月1日から同社オンラインストアおよびフィリックス・コンラン氏の公式サイトで先行販売を開始しており、8月1日から全国の取扱店で一般販売を始める。
新商品は、2024年に奈良県東吉野村へ拠点を移したコンラン氏が、日本での暮らしのなかで親しんできた田んぼや四季折々の風景から着想を得て開発したウールタイルカーペット。かつて田んぼだった土地の隣に住み、いつか再び稲を植えたいと考えているという同氏の視点をもとに、水面に映る光の揺らぎや季節ごとに移り変わる田園の表情を床面に表現した。
デザインの核となるのは、「田」の字を思わせる四分割のパターンだ。1枚の50センチ角タイルを4区画に分け、2色の配色比率を変えた「1/4」「2/4」「3/4」「4/4」の4種類を展開。利用者が自由に組み合わせることで、整然とした幾何学的な表現から、田んぼの区画や光の変化を思わせるリズミカルなレイアウトまで、多彩な床の風景をつくり出せるようにした。
色は、春の水を張った田んぼをイメージした「ミズカガミ」、夏に育つ稲を表現した「ワカクサ」、収穫後の田畑を想起させる「カレホ」、冬の雪景色を映した「シモシロ」の4色を用意。日本の四季を映し出す色彩構成によって、住空間に自然な奥行きと変化をもたらす。
商品の誕生は、当初から商品化を目的としたものではなかった。工場見学や意見交換を重ねるなかで、コンラン氏がウールタイルによるデザイン案を提案したことが開発の出発点となった。堀田カーペットは、その発想が「既存の床の上に置くだけで空間を編集できる」という「WOOLTILE for Home」のコンセプトと合致すると判断し、製品化へと発展させた。
製造には、堀田カーペットが継承する「アキスタイル織機」を使用する。一般的なタイルカーペットが大判の反物から切り出されるのに対し、この織機は50センチ角のタイルを1枚ずつ製造できるため、高精度な柄表現が可能となる。「Tanbo」の特徴である均等な四分割デザインも、その技術によって実現した。
また、色の異なる糸を撚り合わせたツイード糸と、自然な毛流れを生み出すフリーズ糸を組み合わせることで、田園風景のような複雑な色の重なりや陰影を表現。単なる床材ではなく、季節や暮らしに応じて組み替えながら楽しむ“床の風景”として提案する。
また、色の異なる糸を撚り合わせたツイード糸と、自然な毛流れを生み出すフリーズ糸を組み合わせることで、田園風景のような複雑な色の重なりや陰影を表現。単なる床材ではなく、季節や暮らしに応じて組み替えながら楽しむ“床の風景”として提案する。
堀田カーペット https://hdc.co.jp/









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