2025年3月7日金曜日

【飛騨産業】 三澤 遥デザインの国産ブナ材を活用した新作椅子「HIHI DADA」オンラインストアにて先行受注販売開始

飛騨業株式会社は、昨年11月の東京神宮前+81 Gallery Tokyoでの展覧会「Haruka Misawa Exhibition『HIHI DADA』」で好評を博した新作椅子HIHI(ヒヒ)とDADA(ダダ)を2025年2月28日(金)より飛騨産業公式オンラインストアにて受注開始、その後直営店HIDAをはじめとする実店舗での販売を順次スタートする。

これを記念して、2025年4月5日(土)より5月6日(火)まで、岐阜県高山市の遊朴館 HIDA GALLERYにて椅子のデザインを手掛けたデザイナー三澤 遥氏による展覧会「Haruka Misawa Exhibition『HIHI DADA in HIDA』」を開催。会期初日の4月5日(土)には、三澤氏と当社開発担当者によるトークセッションも開催する。

受注販売開始スケジュール

飛騨産業公式オンラインストア|2025年2月28日(金)より先行受注販売

HIDA各店ほか(実店舗)  |2025年4月末より展示・販売(予定)

飛騨産業公式オンラインストア https://hidasangyo.com/products/series/hihi-dada/

2025年3月6日木曜日

【LIXIL】日本のトイレ文化を世界へ発信する新たな展示館「トイレの文化館」INAXライブミュージアムに2025年4月17日オープン

株式会社LIXILが運営する、土とやきものの魅力を伝える文化施設「INAXライブミュージアム」(所在地:愛知県常滑市)は、日本のトイレ文化を発信する展示館「トイレの文化館」を2025年4月17日(木)から一般公開する。

LIXILの日本国内の水まわり・タイル事業は、1924年、六古窯の街として知られる愛知・常滑に伊奈製陶株式会社(後のINAX、現LIXIL)が設立され、トイレなどの衛生陶器は、太平洋戦争直後の1945年から製造を始め、来年2025年に80周年を迎える。

「トイレの文化館」は、水まわり・タイル100周年を記念し、INAXライブミュージアムの7つ目の館として開館する。木製便器の時代から、華やかに装飾された陶磁器製便器、やがて水洗化を経て和魂洋才の技術的な発展と空間としての充実を遂げた現代のトイレに至る歩みを、約50点の実物展示と豊富な資料展示でたどっていく。


「トイレの文化館」

■ 施設概要

施設地:愛知県常滑市奥栄町1-130 (INAXライブミュージアム内)

敷地面積: 732.4 平方メートル    延床面積:405.7 平方メートル (1 階 ピロティ約50 平方メートル 、2階 展示室 約180 平方メートル )

設計:南の島工房一級建築士事務所(共同   森川設計) 施工:小原建設株式会社 

内装・展示:株式会社丹青社

建築物:鉄筋コンクリート造/木造 2階建屋内展示館

■INAXライブミュージアム概要

所在地:愛知県常滑市奥栄町1-130

TEL:0569-34-8282 

休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始

新共通入館料(2025年4月以降):一般:1000円、学生 800円 、中・高生:500円、小学生:250円

ホームページ: https://livingculture.lixil.com/ilm/

Facebook: https://www.facebook.com/LIXIL.culture  

Instagram: https://www.instagram.com/lixil_inaxmuseums/


2025年3月5日水曜日

【日本財団】第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト 表彰式開催

公益財団法人日本財団が、建築デザインを重要な要素として位置づけ、福祉と地域のみらいをつくっていくことを目指して、多様な人の日常を支える福祉拠点の提案を募集していた「第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト」の助成決定事業3事業が決定し、3月4日(火)に日本財団ビル(東京都港区)で表彰式が開催された。

(左から)クリエイティブサポートレッツ・坂茂建築設計・日本財団笹川会長
(左から)teco・薫英会・日本財団笹川会長
(左から)千葉学建築計画事務所・中央福祉会・日本財団笹川会長


第4回日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト 助成決定事業

◎NFP0006
スキップフロアによる障害者グループホームの地域拠点化 たけし文化センター田町
特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツ
株式会社坂茂建築設計

◎NFP0008
きどのイドバタ -風景と人の交わる”きどのミチ”-
社会福祉法人薫英会
teco株式会社

◎NFP0045
届ける福祉「みらいの家」
社会福祉法人中央福祉会
千葉学建築計画事務所


日本財団 第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト
助成決定事業の提案ならびに審査講評
こちら



【ライカ ジオシステムズ】 デジタル・コンストラクション・レイアウトを再構築する新製品を発表

ライカジオシステムズ株式会社は、Leica iCON iCS20 / Leica iCON iCS50 センサーと、建設用コンストラクション・レイアウト・ワークフローを組み合わせた Leica iCON trades ソリューションを発表した。

Leica iCON trades は、独自に開発されたドット&ストライプパターンによって、ポールの高さを自動検出し、ポールの傾きが補正される。これらの機能により、アクセスしにくい場所でもポイントやラインをミスなくレイアウトでき、作業スピードが大幅に向上した。

Leica iCON trades for Layoutページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/software/leica-icon-trades/layout-software
 
Leica iCON iCS20製品ページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/leica-icon-construction-tools/leica-icon-ics20

Leica iCON iCS50製品ページ
https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/leica-icon-construction-tools/leica-icon-ics50
 

2025年3月4日火曜日

第31回ユニオン造形デザイン賞 表彰式・特別講演会

今回で31回目となるユニオン造形デザイン賞の審査員に建築家・永山祐子氏を迎え、テーマを「100年の建築」として昨年9月から11月にかけて応募をつのり102作品の応募作品が集まり、審査を経て、優秀賞5点と奨励賞2点の計7作品の表彰が2月26日に行われた。

今回は、大賞となる作品が選出されなかったが、審査員・永山氏は、「全体的にアベレージの高いものだった。」ということで、ただ優秀賞作品から突出されたものまではなかったということも講評で述べられた。また、最後に受賞者に対して、「ここから各々作品を掘り下げて欲しい」と、これからも建築を追及してもらいたいとしめられた。 


表彰式の後、永山祐子氏の特別講演会が行われ、手掛けられた作品「膜屋根の家」、「東急歌舞伎町タワー」や、大阪・関西万博のパナソニックパビリオン「ノモの国」、「ウーマンズパビリオン」を紹介された。 

2025年3月3日月曜日

【総合資格】『画文で巡る! 丹下健三・磯崎新 建築図鑑』3月3日(月)発売

株式会社総合資格は、令和7年3月3日(月)に新刊『画文で巡る! 丹下健三・磯崎新 建築図鑑』を発行する。

本書では、丹下健三と磯崎新の国内主要50プロジェクトを、建築の総合情報誌『日経アーキテクチュア』連載の「建築巡礼」でおなじみの宮沢洋氏が、味わい深いイラストと独自の切り口でつづる文章で紹介。

本書は建築の紹介の他に、縦軸にモダニズム・脱モダニズム、横軸に年代をおいて二人の主要プロジェクトを記した「統合年表」、事務所OBと建築史家が丹下、磯崎との思い出や二人が長年建築界のトップであり続けた理由について語り合う「深掘り対談」を掲載。「5つのキーワード」では、丹下・磯崎それぞれの建築を読み解くためのキーワードを解説。

【基本情報】

著 者:宮沢洋          

発行元:株式会社 総合資格

判 型:A5判           

頁  :208ページ(4色カラー)

定 価:2,420円(税込)     

発売日:2025年3月3日(月)

発 売:総合資格学院 出版サイト(https://www.shikaku-books.jp)、その他全国の書店、大学生協、ネット書店など

 

【CONTENTS】

Chapter.1 丹下健三

丹下建築を味わうための5つのキーワード

01 広島平和会館原爆記念陳列館 世界を驚かせた“消える軸線”

02 津田塾大学図書館 70年間守られる続ける開放感

03 図書印刷原町工場 モダニズムの花形は70年現役

04 倉吉市庁舎 師・岸田日出刀が与えた模索の場

05 墨会館 中庭側は別世界の白い要塞

06 香川県庁舎 丹下モデュロールが生むリズム

07 今治市庁舎・公会堂 折板が出発点の丹下ワールド

08 旧倉敷市庁舎 第二の生を導いた精緻な目地

09 立教大学図書館 レンガ壁の上の新旧対比

10 今治信用金庫 端正さに隠された転調のデザイン

11 日南市文化センター 最南端に残る鼓形平面の遺跡

12 旧香川県立体育館 別メンバーで代々木の吊りと競う

13 国立屋内総合競技場 金字塔となった「二重の吊り」

14 東京カテドラル聖マリア大聖堂 8枚のHP シェルが描く十字架

15 山梨文化会館 成長を実現させた“縄文” 的円柱

16 静岡新聞・静岡放送東京支社ビル コア1本で都市の成長を可視化

17 戦没学徒記念館 外観を消した幻の丹下建築

18 ゆかり文化幼稚園 園児を包み込むプレキャストの城

19 日本万国博覧会お祭り広場大屋根 「太陽」の陰に佇む祭りの残像

20 駐日クウェイト大使館 2本のコアにまといつく立体庭園

21 草月会館 唯一残るミラーガラスの鉱石

22 兵庫県立歴史博物館 モダニストらしい天守閣への敬意

23 横浜美術館 半円柱の丹下流ポストモダン

24 東京都新庁舎 「転向」との声も出たIC模様

25 フジテレビ本社ビル “丹下好み” を詰め込んだ湾岸の華

深掘り対談 丹下健三編(堀越英嗣氏×豊川斎赫氏)前川國男や坂倉準三を飛び越え“世界のTANGE” になれた理由

 

Chapter. 2 磯崎新

磯崎建築を味わうための5つのキーワード

01 新宿ホワイトハウス 幻の第1 作はアートの拠点に

02 岩田学園 静かに挑発する教室棟と体育館

03 大分県立大分図書館 「切断」を主張する中空梁の列

04 群馬県立近代美術館 立方体づくしで2度目の学会賞

05 北九州市立美術館 丘の上に突き出す直方体の筒

06 北九州市立中央図書館 異質な外観と内部の心地よさ

07 西日本総合展示場 波に向かう吊り屋根の帆船

08 神岡町役場 「未知との遭遇」の異質さ

09 つくばセンタービル 見る者の歴史知識を試す問題集

10 西脇市岡之山美術館 白い箱をつなぐ前衛的前室

11 お茶の水スクエアA 館 名建築を復元しつつも「断絶

12 ハラ ミュージアム アーク 心をほぐす緑と黒の風景

13 水戸芸術館 ねじれる塔は“次”への宣言

14 由布院駅舎 ふわりと浮かぶクロスボールト

15 富山県立山博物館 展示館・遙望館 階段と映像で登拝を疑似体験

16 東京造形大学 造成なしの奇策でコンペ当選

17 兵庫県立先端科学技術センター 世界的造園建築家とのコラボ

18 奈義町現代美術館/奈義町立図書館 作品と一体化した第3世代美術館

19 ビーコンプラザ 水戸超えのタワーは巨大球面

20 豊の国情報ライブラリー 来館者の姿勢を正す荘厳な入り口

21 なら100 年会館 施工=デザインの瓦の黒船

22 秋吉台国際芸術村 “群島” の中に立つ幻の住宅

23 セラミックパークMINO 谷地をまたぎ、展示室を吊る

24 山口情報芸術センター 波打つ屋根が市民をかき立てる

25 北方町生涯学習センターきらり・岐阜県建築情報センター リベンジからの「流れ」の屋根

深掘り対談 磯崎新編 渡辺真理氏×五十嵐太郎氏 師・丹下を乗り越えるための「アバンギャルド」という戦略

磯崎新による丹下健三への弔辞

付録:丹下健三・磯崎新 統合年表/国内主要作品MAP