2015年12月17日木曜日

建築100人展 2015・美術館展

東京都市大学建築学科同窓会「如学会」は、12月16日より東京・上野にある上野の森美術館にて「建築100人展 2015・美術館展」を開催した。




「如学会」は、その前身である武蔵工業大学以来、今年で創立85周年を迎え、現在の会員数は6,000人を誇り、多くの会員各位が社会で活躍している。
2006年、新建築学科棟落成の記念企画の一つとして、OB・OGによる「建築100人展」が開催されて以来恒例行事となり、今回で10回目を数えるに至ったという。

今回の「建築100人展 2015・美術館展」は、通常の大学展に加え、10周年記念の巡回展として開催されている。








展示は12月24日(木)まで
10:00~18:00(最終日は14:00まで)
入場無料

2015年12月8日火曜日

みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築 展

東京・湯島の文化庁国立近現代建築資料館にて開催される「みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築 」展プレス発表会に伺う。
本展示では、U研究室から寄贈された「吉阪隆正+U研究室建築設計資料」約8,500点をもとに、吉阪氏が提唱した「不連続統一体―DISCONT」と、吉阪氏に共鳴した若い協力者よって構成されたU研究室による、プロジェクトを、図面、吉阪氏自身の言葉、模型、関係者への聞き取り、現存する建築断片などで構成した4つのゾーンで展示構成されている。
第1章「住居について」では、「まちづくり」の出発点である住居に注目し、吉村氏の自邸の計画図面、実測図面を展示。ロフトスペースに行方不明だった壁面に飾られていた「漢詩のレリーフ」が展示されている。

第2章「造形について」では、ル・コルビジェ事務所勤務後、吉阪隆正研究室(U研究室)での活動を展示。アトリエを自邸に移し、より多くの人を巻き込んで計画された「大島元町復興計画(1965年)」等の資料や図面を展示。
第3章「組織について」では、ピラミッド型の組織構造を否定し、自立した個人が集まった集団の場である「不連続統一体―DISCONT」と、模型と図面を囲んでディスカッションを重ねながら形を決めていく「集団設計」の手法に迫る。
第4章「文明について」では、吉阪氏の思想を様々な資料から探っていく。今回の展示で使用されている数字はメビウスの輪を世界モデルに描くダイアグラムを用いて描かれている。
ロフトスペースでは、U研究室関係者インタビュー映像や、実際に使用されていた製図台、吉阪氏お気に入りの虎の置物、青焼き図面、実際に使用されていた手摺や建具が展示されている。
 吉阪邸模型
 中央の模型を囲むようにある展示台には、吉阪氏の図面や資料を展示している。
 入り口では建築家の他に、教育者、アルピニスト、文明評論家としても活躍していた吉阪氏の活動を、当時の記録フィルム等を用いて紹介している。

2016年3月13日まで。

2015年11月25日水曜日

青木茂建築工房 設計・監理「リファイニング完成見学会」

青木茂建築工房は、東京多摩市一ノ宮で同工房が設計・監理を行う診療所併用住宅から2世帯住宅へ用途変更及び増築・耐震補強を行うリファイニング計画の完成見学会を開催した。





この計画では、1階ピロティの室内化、2.3階バルコニーの新設、内装外装の一新、床段差解消・エレベータ新設によるバリアフリー化をし、現行法令へ適合させるための各種工事等を行った。
昭和44年に新築された建物と、その後昭和50年に増築された部分の構造を一体化するというのが今回の耐震補強計画での大きな特徴とのこと。


段差のないエントランス部

廊下には多くの手すり

 室内化された1階ピロティ

新設されたエレベーター

 もともと診療所スペースだった2階キッチン

行政対応としては、新築された当時は検査済証が存在せず、建設時以降に施行された昭和50年の第二種高度地区指定による高度斜線制限、昭和52年に日影規制について既存不適合となっていたので、平成26年7月に施行された「検査済証の無い建築物のガイドライン」に従い、建築基準法適合状況報告、12条5項報告、許可申請及び建築確認申請を行い、検査済証を取得したという。

青木茂氏(左)と坂本匡史氏(右)

また、青木茂建築工房 代表青木茂氏は11月、同氏が設計した「北九州市立戸畑図書館」が第56回BCS賞を受賞した。
同賞には他に、 「あべのハルカス」や「資生堂銀座ビル」など全14作品が受賞している。


2015年11月11日水曜日

GOOD DESIGN Marunouchi オープン

グッドデザイン賞を主催する日本デザイン振興会は、日本を代表するビジネス拠点の一つ、東京・丸の内に新しく GOOD DESIGN Marunouchi  をオープンした。
これまでグッドデザイン賞については、ミッドタウン・デザインハブを中心に行っていたが、新たに丸の内に GOOD DESIGN Marunouchi を開設し、丸の内に集まるビジネスマンや観光客に向け、日本のデザインをPRしていく。
オープニング企画として「近未来のてざわり」展を開催。最新の2015年グッドデザイン賞をはじめとする近年のグッドデザイン賞受賞作約40点を展示。
オープニングに際しグッドデザイン賞審査委員長永井一史氏、グッドデザイン賞審査副委員長柴田文江氏、GOOD DESIGN Marunouchiディレクターである、空間デザインを行った内藤廣氏、アートディレクションを行った廣村正彰氏、藤崎圭一郎氏のトークショーが開催された。

GOOD DESIGN Marunouchi 施設概要
施設名:GOOD DESIGN Marunouchi(和文表記/グッドデザイン丸の内)
所在地:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
電話番号:03-6273-4414
営業時間:11:00-20:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
入場料:無料
http://www.g-mark.org/gdm/

空間デザイン:内藤廣建築設計事務所
アートディレクション:廣村デザイン事務所


「近未来のてざわり」展は11月29日まで(会期中無休・入場無料)

2015年11月9日月曜日

手塚建築研究所「千駄木の家(仮)」オープンハウス

千駄木に竣工した手塚建築研究所「千駄木の家(仮)」オープンハウスへ。
敷地にはもともと施主の住宅があり、今回は建替えということで手塚事務所に設計の話があった。住宅が立ち並ぶ角地の敷地で、南北の壁面は斜めにふり開口部をとり、プライバシーを保った。道路に面している東側は駐車スペースとしてセットバック、またそのことにより高さ制限が緩和され、地上3F+屋上のスペースを設けることができた。施主からは、シンプルな建築にしたいという要望があり、内装の壁面は白のペンキ塗り、照明は主にはだか電球をしている。家族構成は、両親と子供の3人家族で将来、親世帯も同居することを考えて設計をしている。
玄関を入った正面には、以前の住宅の大黒柱を残した。
1Fは、真ん中の螺旋階段と水廻りのスペースを挟むように居室が2部屋。
階段をあがって2Fにいくとワンフロアの広々としたリビングダイニング。
3Fには子供部屋と両親の部屋の2部屋。
屋上からの景色。
オープンハウス当日には、300人もの見学者が訪れた。