建築事業委員会が選出した6名のうち4名から企画提案書が提出され最終選考が行われた。
最終選考の結果、キュレーターは門脇耕三氏に決定した。
「エレメントの軌跡‐建築の生産の連鎖をデザインする」
1960年代の住宅を解体し、ヴェネチアまで部材を運搬、日本から派遣される職人と建築家が協働で制作を行う。展示室を資材置場、1階を工房、日本館の特徴である庭園を展示に使用する。
第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館外観
住宅の中に使えない部材がある場合、現地の材料、新しい材料が使用され、それらを組み合わせ展示物を制作する。作業はSNSで日本と共有され、二週間ごとに建築家は入れ替わり、作業を継続していく。作業は展覧会期中も継続し、展覧会終了時には庭園は制作された展示物で埋まり、日本館を凌駕する。
第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館内観
参加建築家 |
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