2018年12月14日金曜日

セラーズ新本社内覧会

株式会社セラーズの新本社内覧会へ。
建築設計はsun tan architects studio、株式会社セラーズ一級建築士事務所、構造設計はジムネ構造空間研究所、設備設計は島津設計が担当した。
敷地面積601.83㎡、建築面積387.18㎡、延床面積725.61㎡、地上2階。
4つの立ち上がったボリュームをホワイエとテラスが繋ぐ構成で、1階にエントランス、ホール、会議室、備品庫・倉庫・荷解室、ピロティ、2階に執務室、応接室、役員室が配される。
エントランス横会議室はレベルを下げることにより親密度が増している
会議室両壁と天井は自社製品ダイノフレックスと吸音ピンホールパネル

ピロティ方向からエントランスを見る
2階ホワイエからホールを見る
南側執務室
東側執務室
西側執務室
 トイレブース「パーケットエッジ」:自然な仕上がりの小口

 テラスからは採光と通風が望める

大開口により明るい階段ホール
外壁:せっき質タイルは雨天晴天で表情ががらりと変わるのも魅力

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建築設計:sun tan architects studio
     株式会社セラーズ一級建築士事務所
構造設計:ジムネ構造空間研究所
設備設計:島津設計
建築施工:スミダ工業
空調・衛生施工:シンコウ技術サービス
電気施工:伸建電設
寸法 最高高:9.94m
    軒高:9.14m
敷地条件 地域地区:近隣商業地域、準防火地域
     道路幅員:9.05(東側)、2.7(西側)
工程 設計期間:2017.4~
   施工期間:2018.2~2018.12
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2018年12月13日木曜日

「MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2018」

六本木AXISビルB1F MCX Tokyoショールームで開催中の「MATERIAL DESIGN EXHIBITION」へ。
MATERIAL DESIGN EXHIBITION」はMaterial ConneXion Tokyoが2015年から毎年開催している、企業とデザイナーが組み、デザイナーが素材から発想を得て新しい価値や用途を見出す過程を展示する企画展。
4回目となる今年はアートディレクションに建築家・芦沢啓治氏を迎え、6組の企業とデザイナーが参加。

今年のテーマは「CLUE」。
デザイナーの視点で広げられた素材の可能性は、素材の用途を広げる「糸口」となるだけでなく、見る人にとっても自身が抱えるプロジェクトの課題を解決する「糸口」や、自身のクリエイティビティーの可能性を広げる「手がかり」となるのではないか。
相互にとっての「CLUE=糸口、手がかり」が生まれる場となれば、と願いが込められている。
アートディレクションを担当した建築家・芦沢啓治氏は「デザイナーにとってのマテリアルはシェフにとっての食材だと思っている。つまりマテリアルを知らずに、あるいはその食材を食べたことがないのであれば、正しい形も美味しい料理もできないはずだ。ゆえにデザイナーはもっとマテリアルに対して真剣に向き合うべきだと考えている」という。

株式会社タイカ×DRILL DESIGN
非常に柔らかいゲル状素材であるαGELは温度特性、耐久性に優れており、衝撃吸収、防振、放熱、光学、防水・防塵といったさまざまな用途に応用されている。このオブジェクトは液体のような柔らかさ、高い透明度、感覚に響く特徴を結晶化したよう。


株式会社NBCメッシュテック×YOY
普段は工業用機械のフィルターとして使われているポリエステルの粗く、コシがあるメッシュに表面加工、立体加工をすることで新たな見せ方、新たな可能性を提案。コンクリートや木、大理石などの「塊」をモチーフに、正面から見ると中が見え、斜めから見ると中が見えなくなる不思議な箱になっている。


三菱ケミカル株式会社×吉田 真也
自動車用内装材、医療、産業用資材として幅広く使用されるMCCパフォーマンスポリマーズの高機能ポリマーの伸縮性と光透過性に着目。加工方法を射出成型と3Dプリントの二つに分け、エラストマーの性質がより魅力的に体感できるサンプルが生まれた。


BASFジャパン株式会社×狩野 佑真
耐摩耗性に優れ、柔軟で機械的強度の高い熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)を用いた。エラストランは硬度の種類が豊富で設計の自由度が高く、押出成型、射出成型などの加工が容易であり、今回はシート形状に着目し、椅子の座面に使用。


住友林業株式会社×荒木 宏介/村岡 明
素材は木に関するデータ。これらのデータをこれまでは住空間の設計手法など人の五感に訴えるシーンで活用してきたが、今後は木の価値の「定量化」「可視化」へと活用のシーンを広げようとしている。働き方や働く場所の変化に伴い求められる空間の在り方も変化していることを背景に、既存の空間の中に簡易的に木質空間を挿入。卓上パーテーションとしての使用を想定。


三井化学株式会社×森田 裕之/石河 泰治郎
三井化学が開発した世界初のウレタン新素材スタビオ。植物を原料とするバイオマスプラスチックで、自動車塗料などに使用され、短期間・低温で硬化する特徴から、作業時間短縮・エネルギー削減に貢献。高い透明性を保ったまま、幅広い高度での成形が可能な点と、軟質のスタビオの柔軟性によって生まれるシワに注目した、感触の面白さのあるオブジェクトが生まれた。


会期は12月21日(金)まで。
公式サイトはこちら

2018年12月11日火曜日

照明ブランドBOCCI「THE MOON」特別インスタレーション

六本木ヒルズ 森タワー52Fのレストラン「THE MOON」にて、バンクーバーの照明ブランドBOCCI(日本総代理店:スタジオノイ)が、11/30より半年間の特別インスタレーションを開始。
「THE MOON」は、海抜250メートルの東京随一の絶景を眺めながらアートを感じるレストラン。「光」をテーマにした現代アートを取り扱い、杉本博司氏の《Colors of Shadow(影の光)》やミラノ在住の廣瀬智史氏による作品「ビーンズ コスモス(ムーン)01 / 04」も観れる。
BOCCIは、クリエイティブディレクターOmer Arbel(オマー・アーベル)氏のもと、2005年に創業。独創的なアイディアと巧みな手仕事技において限りない挑戦を続けることに傾注している照明ブランド。また、製品に名前をつけることで、そこに特定の概念が生まれてしまうことを嫌い、作品をデザインした順の番号がそのまま製品名となっている。
今回のインスタレーションに使用されている“28シリーズ”は、型を使わない手吹きガラスシェードのペンダント照明で、受注を受けてから製作。ひとつひとつ職人が型を使わずに手吹きで仕上げていくガラスグローブは、ふたつとして同じものはなく、個体差のあるペンダントだからこそ成せる自然な温かみを感じられる。
ガラスシェードの色は、月のもつイメージからOpaque White 1 と 2、そしてClearを選択し、50灯で構成。「THE MOON」の静寂さと極めて優美な雰囲気に、手吹きガラスで製作されている心安らぐ“28シリーズ”で、これまで以上に演出された空間となった。
この特別インスタレーションは、2019/5/31まで。

2018年12月10日月曜日

アスプルンド コントラクト新作発表会2018


アスプルンド コントラクト新作発表会が歴史的邸宅「旧山口萬吉邸」をリノベーションした「九段kudan house」において開催された。
本展示会ではHALOをはじめとする海外ブランドや世界中から選りすぐった個性豊かな新作家具を、世界約100ヵ所で生活を彩るブランド「YELLOWKORNER」のアートフォトとともに紹介。

展示会場である九段 kudan houseは、1927年に日本を代表する3人の建築家(内藤多仲氏・木子七郎氏・今井兼次氏)によって建てられた、スパニッシュ様式と鉄筋コンクリート黎明期の代表作として日本の歴史に名を刻む建築物。

展示される新作家具の一部を紹介する。
左:COCON ZAISU ¥49,000
中央:COCON LOW TABLE ¥82,000
右:TANPOPO ZAISU ¥54,000

左:ROLLING FLOOR LAMP L ¥44,000
右:ROLLING FLOOR LAMP S ¥35,000

貯蔵庫として使用されていた地下室はギャラリー風
多くの照明が展示される

手前:DARWIN ARM CHAIR ¥30,000
奥左:MODERN SIDE CHAIR ¥29,000
奥右:MODERN ARM CHAIR ¥33,000

左:NEF ARM CHAIR ¥68,000
NEF ARM CHAIR CUSHION ¥12,000
中央:TERRAMARE ARM CHAIR ¥58,000
右:LYZE ARM CHAIR ¥65,000

金庫室は茶の間に大胆リノベーション
左:BASKET ZAISU ¥49,000
右:FAN ZAISU ¥49,000

地下階ボイラー室にはドイツ製のボイラーが当時のまま据えられている
TRAPELINE SIDE CHAIR ¥39,000

和と洋の混ざり合う庭園
BIG DOME HOUSE ¥450,000


アスプルンド コントラクト新作家具についてはこちら
九段 kudan houseについてはこちらを参照のこと。

2018年12月7日金曜日

YKK APとリビタのリノベーション       実証住宅「広がる屋根」が横浜市に竣工

 YKK AP株式会社は、2017年に引き続き、リノベーション事業者の株式会社リビタと共働し、戸建て住宅リノベーション事業「HOWS Renovation(ハウスリノベーション)」の一環として、自社製品を活用した性能向上リノベーションを実証するプロジェクトを行なっており実証住宅「広がる屋根」が、神奈川県横浜市にが竣工した。
「広がる屋根」外観
今回のプロジェクトでは、自社製品を活用する事で、築37年の木造住宅を「断熱性能 ※1」と「耐震性能 ※2」において、一般的な新築住宅の性能を上回る数値を達成した。それと同時に、大きくなった屋根の上には芝生が広がり窓からの眺望・日照・通風に配慮するなど“自然エネルギーとの共生”が試みられ、これからの時代に求められた最先端のリノベーション事例となった。       
「広がる屋根」イメージパース
「広がる屋根」2階居室より芝生の張られた屋根をみる


「広がる屋根」大きな開口部をもつ1階部分

本物件は、一定期間(2019年2月末まで予定)を両社のコンセプトハウスとして事業者向けにも公開し、ノウハウの提供や啓発、地域への情報発信に活用した上で、販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など、性能向上リノベーションの実証を行う予定だ。

 ※1=高性能樹脂窓「APW330 真空トリプルガラス仕様」などの断熱窓等の採用で、住宅の断熱性能が改修前の3倍以上に向上(UA値:改修前1.81W/㎡・K ⇒ 改修後0.51 W/㎡・K)し、HEAT20 G1相当レベルの健康で快適な居住空間と高い省エネ性能を実現。
※2=開口部耐震商品「FRAMEⅡ(フレーム ツー)」を採用。窓を減らさずに開口部の耐力壁量を増やしたことなどで、震度6強の地震でも倒壊しない耐震等級3相当の強度を達成(上部構造評点:改修前0.47 ⇒ 改修後1.54)

「広がる屋根」物件概要
   所在地:神奈川県横浜市青葉区
  敷地面積:222.47㎡
  建物面積:119.43㎡ (室内延床面積110.96㎡)
    構造:木造在来2階建
既存建築年月:昭和56年2月(築37年)
改修竣工年月:平成30年12月
企画・事業主:株式会社リビタ
  設計監理:納谷建築設計事務所
  構造設計:有限会社高橋建築工房
    施工:株式会社青木工務店

2018年12月3日月曜日

株式会社SPEAC「ISM ASAGAYA」内覧会

株式会社SPEAC基本/意匠設計監修の「ISM ASAGAYA」内覧会へ。
「ISM ASAGAYA」は東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩約3分、JR中央本線阿佐ヶ谷駅から徒歩約9分の中杉通りに位置し、ケヤキ並木に面するテナントビル。

中杉通りからファサードを見上げる

2面道路を通り抜けるエントランス

敷地北側に位置するEV横郵便受け
コンクリートに木のルーバーが施されている

阿佐ヶ谷中学校を背に、裏通りからの見上げ

2階 ケヤキ並木を取り込む広い開口

6階バルコニー 左手にはケヤキ並木

7階 バルコニーから6階バルコニー越しにケヤキ並木を望む

9階 眺望が獲得される
北東方向にはスカイツリーも見える

並木の景色を楽しむために外と室内をつなぐ中間領域として設けられたバルコニーは風通しもよく魅力的な空間になっている。また、外観は存在感を主張しながらもケヤキ並木に溶け込みながら新しい風景を作り出すようにバルコニーの配置や素材のパターンが調整されている。
中間層の魅力づくりに問題が生じがちなテナントビルを前面道路の価値であるケヤキや賑わいをバルコニーやボリュームの拡張によってうまく解決している。


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プロジェクト概要
物件名         :ISM ASAGAYA
住所          :東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-16-8
事業主         :東京建物不動産販売株式会社
基本設計/意匠設計監修 :株式会社スピーク
植栽デザイン      :いろ葉Design
実施設計/設計監理/施工:新日本建設株式会社

工事種別/工期     :新築/2017年12月~2018年10月
用途構成        :物販店舗・事務所
構造/階数/最高高さ  :S造/地上9階/34.90m
敷地面積/地域     :220.57㎡/商業地域/防火地域
建築面積        :179.86㎡(81.55%/許容100%)
容積対象延床面積    :1101.65㎡(499.46%/許容500%)
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