2020年8月27日木曜日

ケイアイスター不動産 規格型注文平屋住宅「IKI (イキ)」の発売を開始

ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二)は、ウィズコロナで顕在化する生活スタイルと住宅ニーズの変化に向けて、規格型注文平屋住宅「IKI(イキ)」の発売を開始し、無人内覧システム搭載のモデルハウスを群馬県高崎市に 2020年8月28日(金)にオープンする。
厚生労働省が発表している令和元年(2019年)版の「国民生活基礎調査の概況」による世帯平均人数は2.39人となっている(※1)。この状況は近年日本の課題となっている少子高齢化による影響だけでなくいわゆる独り身、単身世帯が増加していることも数字を後押ししている要因であると考えられる。総務省公表の平成30年度の通信白書でもその傾向は2023年以降も継続するとされている(※2)。 同社は、このように世帯動向に変化が生じる中で住宅に関する考え方や捉え方も変化をしてきているとした。 さらに、現在も感染拡大している新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及や会社中心・人口密集地中心の生活の見直し(※3)などにより、日本人のライフスタイルにも大きな変化が生じつつあると考えを示す。
こうした大きな変化を前に、同社は、戸建て住宅であたりまえと捉えられてきた2階建て住宅以外の選択肢を増やすことが必要であると考え、多様なライフスタイルに向けた提案型の住宅商品の開発を行うこととした。
その結果、家に対する概念を根底から見直し、必要な居住スペースにおいては様々な要望に応えられるようにして いくと共に、ユニット設計を取り入れ納期の短縮にもこだわり価格を抑えた商品、すなわち規格型注文平屋住宅「IKI (イキ)」を実現し、販売に至る。
そして、IKI としては最初の展示場に群馬県高崎市を選択。これは、同社の主力地域の一つである群馬県は2018年の平屋率が25.1%(同社調べ)に達するなど、「平屋住宅のメッカ」と呼ぶにふさわしい県であることに加え、高崎市は新幹線で東京まで1時間以内という首都と地方をまたぐ生活パターンを提案できる立地であることによる。

※1)令和元年(2019年)版の「国民生活基礎調査の概況」 
※2)2018 年日本の世帯数の将来推計(全国推計) 
※3)内閣府 新型コロナウイルス感染症の影響下における. 生活意識・行動の変化に関する調査 

「IKI」は、「シンプルでコンパクトな暮らし」をデザインの基軸に、構造上の安全性を確保、規格型を採用したことでわかりやすく、 住まう人のスタイルにフィットする間取りプランを揃える。
すべてのプランで16帖以上のリビングを確保し、広々としたリビングにはスタディーカウンターを標準仕様として設置。また、あらゆる方位に適応する各方位の玄関ユニット(6 帖)により住宅の外枠を変えること無く、間取りブ ロックの配置換のみで自在に間取りを変更できる。
一般的に平屋は二階建て住宅と比較すると坪単価が割高で高額というイメージがあるが、同社の平屋は、シンプル+スマート+効率的+低コストによる無駄を省いた商品で、商品価格は、17坪(約 56.2 ㎡)590 万円~となり月々の住宅ローン返済額1万円台(※)から購入が可能。
商品名の「IKI」は、多様化、個性化する現代人にとって住まいに求めるものも多様化する中、かつて平屋が中心となっていた江戸時代に生まれた日本の生活美意識「粋」から、思いきり自分らしく、粋に暮らして欲しいという想いを込められている。
(※)建物価格590万円(税抜き)は17坪(約56.2㎡)平屋の価格。※上記支払い例は金利 0.775%35年返済の場合。(令和2年8月現在群馬銀行変動金利型 店頭金利 2.725%から 1.95%全期間金利優遇タイプ)返済額は概算。各種建設費、確認申請費、工事管理費、屋外給排水工事、その他諸費用は含まれない。


【商品概要】
坪数:17坪~27坪(約 56.2 ㎡~約 89.3 ㎡)
金額:590万円~819万円
間取り:1LDK~4LDK(他プランあり)

■問合せ窓口
ケイアイネットクラウド株式会社 IKI 高崎展示場
公式 WEB サイト:https://ki-group.co.jp/brand/hiraya-iki/ 
TEL:0120-24-0870 TEL:027-329-7756
(IKI は、ケイアイネットクラウド株式会社が担当)

2020年8月17日月曜日

8/22リニューアルオープン、スキーマ建築計画内装設計「黄金湯」

老朽化に伴う改修工事が進められていた、東京・墨田区錦糸町にある創業88年の銭湯「黄金湯」が8/22にリニューアルオープンする。(写真はオープンに先駆け、開催された8/4に内覧会時に撮影したもの)
「黄金湯」は墨田区太平、オリナス錦糸町の近くにある銭湯であり、東京の下町エリアを代表する銭湯「大黒湯」の姉妹店。新しい銭湯のかたちを常に追い求めるオーナーの新保夫妻は、新しい「黄金湯」では、グローバルでありながらローカルな“グローカル銭湯”を作りたいとの思いで、総合プロデュースをアーティストの高橋理子氏、内装設計をスキーマ建築計画の長坂常氏に依頼をし、今回の改修工事が進められた。
工事中は、新型コロナウィルスの影響を受け、姉妹店「大黒湯」の経営状況は逼迫。黄金湯の改装工事にも苦難が訪れたが、クラウドファンディングで多くの支援を受け、オープンする運びとなった。
内装設計を担当したスキーマ建築計画の長坂常氏。
内装設計では、銭湯に必ず存在しなければならない男女の境界に着目し、訪れた人がその境界(天井高5000㎜弱のスケルトン空間に、高さ2250㎜の壁を設定)に思いを寄せるようなデザインがされている。老若男女が皆同じように一日の疲れを洗い流す銭湯での出来事が特別なものとなるよう思いを込めた。

脱衣所に入ると、銭湯の掛け声「お~い」を模した巨大なのれん(デザインは、美術家でアーティストの田中偉一郎氏)。
浴場の壁絵は、『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏が担当。下町の江戸を舞台に「黄金湯」を交えた絵巻物図を描いた。
洗い場には、一つだけ越境してしまったという遊び心のある手すりも。
男性サウナの水風呂(水曜日のみ女性と入れ替わり)は、もともと火焚き場だったスペースを活用。生まれ変わり、神秘的な空間となった。
温まった身体を休めるために、屋外スペースの椅子に腰を下すと、銭湯ならではの煙突の風景が広がる。
エントランスには、コミュニティスペースとしてのビールも飲める番台バーを設置。 
DJブースが併設され、風呂上がりのリラックスした時間を過ごすことができる。
8/22(土)よりオープン。

2020年7月28日火曜日

発刊『みんなの建築コンペ論 新国立競技場問題をこえて』

NTT出版より、建築・都市レビュー叢書の第6弾として『みんなの建築コンペ論 新国立競技場問題をこえて』が発刊。

本書は、新国立競技場問題を入口とし古今の日本や海外のコンペ事例を見ながら、建築を作るというプロセスにおける「コンペ」の意味、そして、日本の公共建築における設計発注のシステムを検証していく。そしてそこから、社会が共有しうる「みんなの建築コンペ」の可能性と具体的な方法論を導くことを目的としている。(「序」より一部抜粋)
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目次
序 誰がためにコンペはあるのか

第1章 傷だらけのコンペ――新国立競技場コンペをめぐって
1 「新国立競技場基本構想国際デザイン競技」
2 専門家の異議から、白紙撤回へ
3 やり直しコンペの開催
4 社会はコンペで何を得たのか

第2章 コンペの歴史が語ること
1 便益への欲望――便利で利益のあるものをつくりたい
2 美麗への欲望――美しいものをつくりたい
3 継承への欲望――新人に機会を与えたい
4 似姿への欲望――「われわれ」にカタチを与えたい
5 調和への欲望――すでにある環境に合うものをつくりたい
6 公平への欲望――つくるものを公平に選びたい
7 破壊への欲望――いままでにないものをつくりたい
8 みんなの欲望をカタチにする装置としてのコンペ

第3章 日本のコンペの仕組みはどうなっているのか――設計発注方式の変遷
1 日本のコンペのいま
2 設計発注方式の種類
3 入札と随意契約
4 特命から〝プロポーザル〞へ
5 品確法とコンペの消滅
6 建築の専門家はどのように発言してきたのか
7 コンペを継承していくために

第4章 「いい建築」を合意するプロセスへ――ポスト新国立競技場の建築コンペ像
1 「善きもの」としてのコンペ
2 現代社会におけるコンペの弱点
3 コンペという概念を更新する
4 これからのコンペのための三つの提言
5 コンペの再構築に向かって

終 章 コンペがつくる「いい建築」
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著者:山本想太郎・倉方俊輔
発売日:2020.07.17
定価:2,860円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6082-8

2020年7月22日水曜日

サンワカンパニー「T's Calm」内覧会

再開発が進む京成立石駅から徒歩2分の好立地に、トータルプランニングサービスを活用した新たな賃貸マンションが完成。サンワカンパニーが基本設計、デザイン監修を行い、ワンルームから2LDKまで様々な間取りの住居に同社建材をふんだんに使用し、住居タイプ毎に異なるカラーコーディネートを行っている。
トータルプランニングサービスとは、サンワカンパニーが施主、設計事務所、施工会社とともに、物件の企画・設計から設備、建材のコーディネートまでトータルにプロデュースするサービス。
提供:サンワカンパニー

1階に店舗が入り、2階~4階に2住戸ずつ、5階、6階はメゾネットタイプ2住戸の総住戸9戸、地上6階建て。7月8日現在で入居率は8割。

202号室。ロフトベッドタイプの1R。12.4畳。
以降写真撮影はKENCHIKU編集部
ホワイトで統一された水回り。繊細で軽やかなフレームが印象的な「フィーネ ミラー」を採用。
スタイリッシュなデザインと、使いやすい機能性を両立したシステムバス「ノウム」。バスルーム全体が見渡せるフルワイドミラー効果をもたせたステンレスミラーシェルフが空間にアクセントを与える。
スチールやステンレスなど金属の質感を余すところなく活かしたコンパクトキッチン「センシー」。ワークトップや側面を極限まで薄くすることで、シンプルかつシャープで洗練されたデザインを実現。
キッチン、玄関共に十分な収納量。


501号室。メゾネットタイプ、計75.78㎡。
左手クローゼットドアはプレートと引手が一体となり、機能と意匠を両立。
右手片開きドアは二方枠で天井をフラットにし、隣室との空間に広がりを感じさせる美しいデザイン。ドアを閉じると見えなくなる隠し丁番や、座金を極限まで小さくし、ビスを見せないデザインのハンドルなど徹底してノイズレスにこだわった仕様。  
上質なステンレスを全面に採用した、サンワカンパニーのオリジナルステンレスキッチン 「グラッド45」。本体のコーナー部は留め加工によって美しい納まりを追求。引き出し上部も手をかけやすい形状にして取手をなくし、シンプルデザインを徹底している。



502号室。メゾネットタイプ。計69.97㎡。
アクセント壁には日本伝統の焼杉のテクスチャーをタイルで忠実に再現した「ヤキシダ」を採用。洋の空間にも調和しながら、さりげなく和の趣を感じさせる。
システムバス「ノウム」。カラーはロウグレイ。ホテルのバスルームを思わせる華やかさと、空間の広がりを演出している。
ブラックを基調とした、シックに揃えられた水回り。
居室と廊下から2方向のアクセスが可能なウォークインクローゼット。


当物件はトータルプランニングサービス7棟目。
トータルプランニングサービス詳細はこちらを参照のこと。

また、毎年開催されるデザインアワードも要チェック。
建築やデザインでチャレンジを続ける人を応援するために、デザインアワードを開催。
未来のくらしを美しく快適なものに変えていく、プロダクトデザインや施工事例を募集中。

2020年7月17日金曜日

織田建築設計室「北沢の住宅」内覧会

東京都世田谷区に織田建築設計室設計の「北沢の住宅」が竣工した。今回は7月12日にあった内覧会に参加。



織田建築設計室/ODA DESIGN ATELIER 織田遼平氏コメント 
にぎやかな周辺環境に対して閉じすぎず、高さを生かした計画の中に明るさや開放感を最大限に感じられるような住宅を目指して設計しました。白を基調としたシンプルな塗装壁をベースに、存在感が引き立つような木や石などの素材感の感じられるものをお施主さまとともに選定し、各所にバランスよく配置しています。
1階は敷地の半分を駐車場とし、室内は玄関ホール、洗面浴室のみというシンプルな構成。
住み手は夫婦と子供1人。特に水回りへのこだわりが強く、ショールームを一緒に見て回りながら慎重に器具を選定したという。主にTform製品で統一された。
2階、キッチンから食堂を見る。
明るく開放的な食堂。 北側を大きく井の頭通りに面していることから、周囲に比べて比較的高さのある建物に計画できた。吹き抜けの1番高いところで5.2mの天井高。
見上げると広い空と開放的なルーフバルコニーとの繋がりを感じる。 
充分な収納量の壁面収納。キッチンは代官山にショールームのあるAmstyleによるオーダーキッチン。オーブンレンジ、ワインセラー、食洗機、エアコンはビルトインとなっている。

キッチン奥には右手に書斎スペース。左手に洗濯室が配される。
書斎スペース。 
洗濯室、洗面所。
折りたたみ式の作業台も完備。奥様が立ちながら作業をできるカウンターとして、キッチンカウンターと高さを合わせて計画。
地下からルーフバルコニーまで計4フロアをつなぐ階段。
塔屋から階段を見下ろす。柔らかい印象の手すり、壁。
塔屋から食堂を見下ろす。
ルーフバルコニー。屋根はガルバリウム鋼板葺き。
ミニマムな手すりは存在感が薄く、まちに投げ出されるような感覚。
地下階、階段。この階にはコンクリートの固い印象をやわらげるよう全体にカーペットが敷かれている。

主寝室。間接照明でやさしく照らしている。
壁一面のウォークインクローゼット。
織田氏初採用のラジエーター冷暖房。風や音も無く、必要以上に乾燥しないのが特徴。三葉製作所 パネルシェードを使用。
子供室。地下階にあるが採光は十分。

収納部から見返す。開口にはブラインドを設置予定。 
多目的室。将来子供室として使用することを想定している。
開口のある壁側から見返す。

周囲の騒音や視線を気にせずに、明るく開放的な空間生活することができるような住宅になった。

設計:織田建築設計室/ODA DESIGN ATELIER
https://www.oda-atelier.jp/
所在地:東京都世田谷区
主要用途:専用住宅
構造:木造+RC造
規模:地下1階+地上2階+塔屋
敷地面積:72.25㎡
建築面積:49.69㎡
延床面積:154.04㎡