2025年11月5日水曜日

「2025年度グッドデザイン賞受賞祝賀会」開催

2025年度グッドデザイン賞受賞祝賀会が、有明・東京ガーデンシアターにて、11月4日に開催された。

主催者挨拶で内藤廣日本デザイン振興会長は「今デザインはAIの出現によって大きな変革期にある。グッドデザイン賞はその最前線である。受賞された皆さんは、その最前線に立つ方々であると思う。我々は今の時代の際、ひょっとしたら近未来の手触りがあるかもしれない。そういう場に居合わせていると思う。」と述べた。

内藤廣日本デザイン振興会長

グッドデザイン・ベスト100紹介、各賞表彰の後、グッドデザイン大賞表彰及びプレゼンテーションが行われた。

グッドデザイン・ベスト100受賞者
家元・羽田様、長谷川萬治商店・長谷川様、坂茂建築設計・原野様(写真左から)

プレゼンテーション後に齋藤精一審査委員長と大賞受賞者、原田真宏審査委員とのトークショーが行われた。

大賞受賞者と審査委員のトークショーは初めての試み。坂茂建築設計での災害に対しての普段からの取り組みや、仮設住宅で使用されたDLTについて、施工や仮設住宅の問題点についてトークが繰り広げられた。

【湘南株式会社KAMIYA】カスタマイズ可能な室内ドア「カエサル」を発売──暮らしに合わせて色柄を自由に変更可能

湘南株式会社KAMIYAは、室内ドアの新製品「CAESAR(カエサル)」を発売した。従来、室内ドアは建材メーカーが設定した色柄から選ぶのが一般的だったが、同社は「自分らしい空間づくり」を支援するため、塗装や壁紙貼りによって自由に色柄を変更できるドアを開発した。

「カエサル」は、ドアの色柄を自由にカスタマイズできる点が最大の特徴。新築時にハウスメーカーの標準仕様に好みの色がない場合でも、自分の理想に合ったデザインを取り入れることが可能となる。また、入居後もライフスタイルや好みの変化に応じて、塗り替えや壁紙の貼り替えができるため、長期的な視点で空間のアップデートが可能となる。
商品概要
シリーズ名:CAESAR(カエサル)
販売価格:360,000円〜(税抜)
扉幅:590mm〜1,100mm
高さ:最大3,000mm
開閉様式:スイング戸、片引き戸



湘南株式会社KAMIYA

2025年11月4日火曜日

【アルフレックスジャパン】多様な暮らしに寄り添う2025-26コレクションで新作7製品を発表

株式会社アルフレックスジャパンは、2025-26年の新作コレクションとして、リビング・ダイニング・寝室向けの新製品7点を発表した。
アルフレックスジャパンは、1969年の創業以来、「飽きのこないタイムレスなデザイン」と「日本の暮らしに根ざした確かな品質」を追求してきた。同社は、創業者がイタリアで培った「人間らしい豊かな生活」の思想を背景に、自社ファクトリーでの製造や長期メンテナンス体制を整え、世代を超えて安心して使える家具を提供している。
近年の住環境の変化に伴い、家具に求められるサイズやスタイル、使いやすさといった新たなニーズが高まっている。こうした背景を踏まえ、同社は「人それぞれの過ごし方」にフィットする家具をテーマにした新コレクションを発表した。新コレクションは空間に余白をもたらすやさしい丸みやゆるやかなカーブを取り入れたデザインが特徴。大空間からコンパクトな住まいまで対応可能なスケール感、日常使いに適した機能性、そして幅広い価格帯での提案により、現代の多様なライフスタイルに応えるラインナップとなっている。

中でも注目されるのは、ラウンド型のモジュラーソファ「SOFFIO ELEMENTI(ソフィオ エレメンティ)」、クラシカルな気配と端正な佇まいを備えた「ODEON(オデオン)」、やさしい質感のマットコーティングを採用したダイニングテーブル「LIOR(リオール)」の3点。これらはコレクションを象徴する存在として位置づけられている。いずれの製品も、限られたスペースでは心地よい距離感を生み出し、大空間では伸びやかな存在感を発揮するなど、住まいのスケールに応じた柔軟な提案が可能。さらに、ソファとテーブルを組み合わせたトータルコーディネートにより、快適性と洗練された空気感を両立させる。




2025⁻2026コレクション特設ページ

アルフレックスジャパン


2025年11月3日月曜日

【カッシーナ・イクスシー】倉俣史朗の「HAL」シリーズを復刻 

カッシーナ・イクスシーは、2025年10月16日より、同社直営店にてIXC(イクスシー)の新作コレクションを展示発表した。今回の展示では、インテリアデザイナー倉俣史朗が手がけた代表作「HAL2」チェアとテーブルの復刻が中心となっている。

IXCは2025年にブランド創設50周年を迎え、“Emotional Minimalism(エモーショナル・ミニマリズム)”をテーマに掲げてリブランディングを実施。その新たなビジョンのもと、ブランドの軌跡を未来へとつなぐプロジェクトが始動した。3月に発表されたGamFratesi(ガムフラテージ)による新作コレクションに続く第二弾として、IXCのアーカイブから倉俣史朗による「HAL」シリーズが復刻された。

「HAL2」チェア    1980年代の日本デザインの革新性を象徴する作品。背もたれには金属を引き伸ばして網目状にしたエキスパンドメタルを採用し、視覚的な軽やかさと構造的な強度を両立。空間に独特の浮遊感をもたらす。ミニマルなスチールフレームに組み合わせた座面には、素材感の際立つOSBボードと、機能性と快適性を確保したクッションシートが用意されている。倉俣が一貫して追求した“かたちと詩情の融合”が、このチェアの中に息づいている。使われる環境に応じて表情を変える彫刻のような佇まいは、家具という領域を超え、アートピースとしても存在し続けている。 photo:HAL2 chair, designed by Shiro Kuramata (IXC)
「HAL2」テーブル   1989年に倉俣がデザインした作品。天板にはHAL2チェアと共通するOSBボードを使用し、木片のランダムなテクスチャーがシンプルなフォルムに温もりと個性を与える。脚部には光沢のあるクロムめっきのポリッシュ仕上げが施され、シャープな印象を際立たせる。特に床面に向かって交差するようにデザインされたクロス脚は、軽やかさと安定感を両立し、視覚的にもモダンなアクセントを加えている。直径600mmのコンパクトなサイズ感は、カフェテーブルやサイドテーブルとして現代のライフスタイルに自然に溶け込み、倉俣が追求した“機能と詩情の融合”を日常空間で体感できる。アートピースのような佇まいが、置かれた場所に静かな存在感をもたらす。▲photo:HAL2 table, designed by Shiro Kuramata (IXC)

今回の新作展示は、青山本店・名古屋店・大阪店・福岡店にて2025年10月16日より開催されている。



株式会社カッシーナ・イクスシー
https://www.cassina-ixc.jp/


2025年11月2日日曜日

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」開催

公益財団法人日本デザイン振興会は2025年度グッドデザイン賞受賞作品を紹介する「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」を11月1日(土)より東京ミッドタウン内各所にて開催した。

ここでは2025年度グッドデザイン賞受賞作品すべてが展示されている。

「建築とインテリア」では住宅からオフィスビル、商業・公共建築からランドスケープまで、大きさも用途もさまざまな空間デザイン360点をパネル展示。

全受賞作の中でも最高賞となる「グッドデザイン大賞」を受賞した「DLT木造仮設住宅」の模型と解説、「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた対象の100点、また、長年愛され続けるデザインに贈られる「ロングライフデザイン賞」の受賞作品を展示。

会期中には受賞作品の紹介とともに、グッドデザイン賞受賞商品を販売する「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA 」のPOP UPストアを東京ミッドタウンに期間限定でオープンする。

11月5日まで

2025年10月31日金曜日

【日本建設業連合会】15歳の少女が見た2050年の建設業の未来──長期ビジョンPR動画を公開

一般社団法人日本建設業連合会は、2025年7月に策定した長期ビジョン「スマートなけんせつのチカラで未来を切り拓く -建設業の長期ビジョン2.0-」のPR動画を公開した。
本動画は、長期ビジョンの「第I部 2050年に向けて建設業はさらに進化する」をテーマに制作されており、「2050年の建設業」が若い世代にとって夢と希望を抱ける魅力的なフィールドであることを、ドラマ仕立てでわかりやすく伝えている。
動画は約3分半の本編と30秒のCMで構成されており、YouTube上で公開されている。

動画のストーリーは、15歳の少女が時空を超えて2050年の建設業の世界を体験するという内容。窓の外を眺めながら未来について思いを巡らせていた少女は、壁面ビジョンに映る“女性”に声をかけられ、画面の中の世界へと引き込まれる。その女性は、建設業で働く未来の自分だった。
2050年の建設現場では、ホログラムによるバーチャル打ち合わせ、自律型ロボットの活躍、ドローンやAIを活用したまちづくりなど、先進技術が日常的に使われている。少女は、建設業が人々の快適で安全な生活や社会の実現に貢献する重要な役割を担っていることを知り、「未来をつくるのは、きっと私だ」という強いメッセージを胸に物語を締めくくる。




一般社団法人 日本建設業連合協会


2025年10月30日木曜日

【玄光社】入手困難とされていた幻の写真集『最期の九龍城砦』が復刊

 株式会社玄光社は、かつて香港に存在した高層高密スラム街「九龍城砦」の最期の姿を記録した貴重な写真が、初公開カットを含めて一挙に収録された幻の写真集『最期の九龍城砦 COMPLETE EDITION』を復刊した。
九龍城砦は、かつて香港に存在し、最盛期には約5万人が暮らしていたとされる高層高密スラム街である。1993年から1994年にかけて取り壊されたが、その後も映画やゲームなど様々な創作のモチーフとして取り上げられ、現在に至るまで多くの人々を惹きつけている。
本書は、九龍城砦に魅了された著者が、取り壊しが決定した当時の姿を撮影した写真をまとめた写真集である。前著『最期の九龍城砦 完全保存版』(2009年刊/著:中村晋太郎/ゴマブックス)は現在入手困難となっているが、本書にはその前著にも掲載されていなかった初公開のカットが収録されている。

さらに、『九龍城寨の歴史』(2022年刊/原著:魯金/みすず書房)の翻訳を手がけた倉田明子氏をはじめとする執筆陣による九龍城砦に関する新規コラムも収録されている。特典として、著者・中村氏が撮影した九龍城内部の映像を視聴できるQRコードも掲載されている。


【著者紹介】
中村晋太郎(なかむら・しんたろう)
1969年、長崎県生まれ。東京理科大学理工学部建築学科卒業。大学卒業研究では都市計画研究室のスラム研究チームに所属し、九龍城砦の現地調査を行った。1993年より建築関係の仕事に従事しながら写真家としても活動。主な著書に写真集『最期の九龍城砦』(1996年/新風社)、写真集『胡同(フートン)物語』(2008年/アーカイブス出版)などがある。

【書籍概要】
タイトル:最期の九龍城砦 COMPLETE EDITION
発売日:2025年10月16日
判型:B5判/224ページ/帯付き
定価:本体4,000円+税
ISBN-13:978-4768330791
出版社:株式会社玄光社


株式会社玄光社